バイク運転中で安全を確保するには「熊」と「センターライン」に注意し、装備を整えること

オートバイ・中型・大型バイクは自動車とは違い直に「自然の風」を感じられ、小回りが利くのでツーリングに出かけ遊びに行きやすい乗り物です。しかし自動車とは異なり、ヘルメット以外は衝撃からガードしてくれるものがありません。気をつけなければいけないものは非常に多いのです。

運転中は「センターライン」に注意すること


自動車の場合は車本体に傷がついたり衝撃で凹んだりすることがあります。しかしバイクの場合は体への衝撃を防ぐ手段が無い為、運転には細心の注意が必要です。

特にセンターラインをはみ出したことによる事故や怪我も多く発生しています。カーブを曲がる際に膨らんでしまい、真ん中の区切られているラインを超えてしまうというものです。

雨や降っていたり霧が出ていたり、運転がしにくい日があります。しかしそれを理由にはみ出してしまうのは言い訳であり、絶対にスピードを出してはいけません。

知っている走りなれた道路ならまだしも、知らない道なら自分の運転技術や乗り方をきちんと把握し、乗り方を工夫する必要があります。工夫ができないならば天気の悪い・視界の悪い日の運転は避けましょう。

運転中は「熊」に注意すること


特に北海道や九州・四国・地方の田舎で多いのですが、野生の熊(ヒグマなど)に出会うことがありますエゾジカといった野生の動物も大型で、イノシシでも危険です。急に原生林から「ガサッ!」っと飛び出てきたら避け切れません。日本で言う熊で思い出しましたが、オーストラリアでは「カンガルー」が出てくるそうです・・・。

保険は対物として処理されるかと思いますが、動物は交通ルールも何もありません。特に自然が多く、万が一何か出てきそうなエリアでは、できるだけスピードを落としておくことが無難です。

田舎へ行くと「熊に注意」という道路標識があります。「小動物(タヌキ・キツネ)飛び出し注意」などもあり、それを見かけた場合は特に意識的に注意してください。

バイクに乗る際は軽装備は止めよう

ジーンズにジャケットはカッコイイかもしれませんが、いざ何かあった時に衝撃には耐えられません。バイクには専用の「ライダースーツ」「レーシングスーツ」というものがあります。足もしっかりとした専用のブーツもあり、衝撃を吸収してくれるものがあります。それだけで不安な場合は、更にプロテクターというアメフトまでとはいきませんが、体を守ってくれるための装備がお金はかかりますが充実しています。

スーツによってはプロのレーサーも使うようなレーシングスーツもあり、エアバッグが膨らむものまであります。背中や内臓に肩を守ってくれるもので、充電して動かすエアバッグを搭載しています。日本では販売されていませんが、世の中には様々なライダー用の装備が存在します。

ゲームと考えは同じ、車道に行くのに装備は万全に!

RPGのゲームを考えてもらえれば分かりますが、車道という名の敵がいるエリアへ行くのに軽装備(布の服に棒きれ)では不安ですし、戦えません。バイクやオートバイは生身です、ハーレーなど高価なバイクに乗っている人でも装備にはお金をかけていない方が多くいます

バイクのパワーは1度乗ったことのある方なら分かりますがパワフルです。大型に憧れる人も多いですが、特に中高年や定年で年を重ねると反応速度が遅れます。自分の力量以上のバイクは更に危険が付き纏います。ツーリングが本当に好きなら、安全を第一にスピードは緩めで装備は万全に、そう心がけることでより一層運転を楽しむことができるのです。