現地で待ち合わせ出来ない賃貸は「おとり物件」マンション名が出ていないのも要注意

賃貸物件を借りようとした時、通常は店舗へ出向いて条件をカウンターにいる営業マンに伝えます。そうすると営業マンがいくつかの物件を提示してくれたり、その家賃や初期費用では難しいと言ってくれたりもします。ですが既に住みたいマンションが決まっている場合は「現地待ち合わせ」をしてみましょう。

ネットで物件を見て問い合わせると・・・

インターネットでマンションの間取りや家賃、設備は「オートロック」に「IHコンロ」や「バストイレ別」といった情報を検索して調べることが出来ます。それに加えてその物件が「どこにあるか」「何というマンション名・アパート名か」まで公開しているところもあります。

通常はサイト上に問い合わせるボタンがあり、そこから電話やFAX(ファックス)にメールで問い合わせると「まずは店舗に来てください」と言われます。もちろんネット上では伝えきれない詳しい情報を教えてくれたり、他に比較できる物件を案内してくれるということもありますが、既に他のお客に決まっている場合や、その物件が存在しない場合があります。いわゆる「おとり物件」です。

「現地待ち合わせ大歓迎」は信頼の証拠

不動産会社といっても千差万別、アパマンショップ・エイブル・賃貸住宅センター・ホームメイト・大東建託・センチュリー21といったCMもやっているところから、地元密着や個人で店舗を構えているところ等様々です。

中には「現地待ち合わせ出来ます!」と謳っているところもあります。これは必ずそのタイミングで物件を見ることが出来るからであり、それはイコールおとり物件ではない、と言えるからです。

おとり物件の場合は現地に来られても他の人が住んでいるので「絶対に案内できない」のです。現在はお客の取り合いで、特に社会人や大学生の引越しシーズン(2月3月の春)では忙しくてお客が来ても案内しきれない場合がありますが、その他の時期ではお客が欲しくてたまりません。

少しでもお客にとって探しやすい状況を作ってあげるのが不動産会社です。つまり「現地待ち合わせ」できない不動産会社はおとり物件を取り扱っている可能性があるのです。

サイト上から「おとり物件」かどうか調べる・調査するには

サイト上に具体的なマンション名ではなく、○○駅徒歩5分と書かれている物件情報があります。これは問い合わせてから教えてくれるもの、他の不動産会社と比べられたくないから教えない、といった理由(特徴)もありますが家賃なんてどこもほとんど変わりません。

つまり業者からすると「具体的なマンション名」を出すと非常にマズイというわけです。通常であれば家賃8万円で募集している物件があったとします。しかし「おとり物件」は少しでも問い合わせを増やすために「5万円」といった価格崩壊状態でサイト上に載せます。そうすることでマンション名が書かれていないので詳細を聞きたい、とお客が思い罠にかかるのです。

マンション名を出して家賃が圧倒的に安ければ「おかしい」ということになり、最悪の場合は大家さんに情報が届く場合があります。そうすると取引先である不動産会社の立場が悪くなります、価格を下げているということは「価値を下げている」のと同じだからです。大家さん側も良い気はしませんよね、他の入居者から家賃を下げるとクレームがくるからです。

住所か間取りさえ分かれば物件は特定できる

マンション名が分からなくても「住所」が分かればマンション名は特定できます。マンション名が特定できなくても、間取りや徒歩5分、内装や概観の写真でグーグルマップを使ったりすると特定できる場合があります。

芸能人やユーチューバーの自宅が特定されるのは、そういった部屋の間取りや内装、家賃や県や市区町村といった地域を公開しているからでもあるのです。

徒歩3分にローソンがあり、東京駅から徒歩10分、近くにカフェのある建物がある黄色の物件、2dkで築15年で家賃は10万円といった情報があれば、ある程度ここかな?と場所が特定できるのです。

住みたいマンションが決まっている場合には、不動産屋に「○○マンションの301号室が見たいので現地待ち合わせお願いします」と頼みましょう。それで断ったり「まずは1度来店を・・・」と促す場合は行くのを止めましょう。