windows10で「フォント」を入れるには、2回解凍してインストールしよう

おしゃれなフォントや可愛いフォント、商用で使っていいものから趣味の範囲まで様々なフォントがあります。しかしフォントのファイル名を見てみると、普通にダウンロードするだけでは使えなくて、2回解凍してインストールする必要があります。その手順と使用するソフトを確認してみましょう。

好きなフォントをインストールする

どのフォントでもインストールする手順は変わりません。今回インストールするのは「M+ FONTS」です。エムプラスと読むおしゃれな字体です。商業にも利用できて改編や再配布も可能なフォントで、詳しくは下記を参照してください。

M+ FONTS

お目当てのフォントをダウンロードしてくると、拡張子が特殊なことに気付きます。拡張子とは、ファイル名の末尾にあるファイル形式のことです。htmlやzipやlzhにphpといったものを見かけるのではないでしょうか。

フォントのファイル形式が特殊な場合がある

フォントは1種類だけでなく複数入っていることが多いため、予め圧縮してダウンロード可能な状態にしていることが多々あります。

今回ダウンロードしたファイルも拡張子が「tar.gz」となっています。このままではwindowsにインストールすることが出来ません。これは圧縮された形式ですので、この圧縮を解凍します。

今回は「7-Zip(64bit版)」を使います。このソフトは昔からの定番ソフトで、Windows 「NT/2000/XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7/8/Server 2012/10」で使用できます。

7-Zip

これは7z形式といった特殊なファイルの圧縮や解答ができる無料のフリーソフトです。ほとんどの方は64bitなのでこれをインストールします。32bitの方はもう片方の「7-Zip」を選んでください。

ダウンロードしたフォントファイルはデスクトップにでも保存しましょう。そしてそのファイルを右クリックすると「7-Zip」があるので選びます。「ここに展開」を選択するとデスクトップへ解凍ファイルを取り出すことが出来ます。

そうすると拡張子が「.tar」になっています。これは更に圧縮されている(それだけファイルが多いということ)ので、解凍しなければなりません。

通常の解凍ソフトで解凍する

ここからは「.tar」が解凍できるソフトを探します。私の場合は「Lhaplus」(ラプラス)を使いました。

Lhaplus

Windows 7/8/10で使える定番ソフトで、これをインストールします。そうするとファイルを右クリックするだけで解凍・圧縮が行えるようになります。「解凍」→「デスクトップに解凍」を選んでください。

そしてデスクトップに解凍すると「フォルダ」が出てきます。このフォルダの中身を見てみましょう。いろんなファイルがありますが、ここでは「TrueType フォント ファイル (.ttf)」を使用します。1つのフォントに「black」「bold」「heavy」「light」といったフォントの太さが異なるファイルが存在するので、これだけファイルの数が多くなるのです。分からなければ全てインストールで構いません。

windows10にフォントをインストールする

デスクトップ左下のスタートボタンを押して、「設定」をクリックします。そうすると「windowsの設定」に進むので、設定の検索に文字を「フォント」と入れます。下にいろいろ表示がされるので「インストール済みフォントの表示」を押します。

現在あなたのパソコンに入っているフォントが一覧として表示されました。ここへ新しく追加したいフォントを「ドラッグ&ドロップ」して持ってきましょう。

1つずつ選択することも複数選択することもできます。ドロップするとすぐにインストールが自動で始まります。これで作業は終了です。

そうすることでword(ワード)excel(エクセル)はもちろん、年賀状やphotoshop(フォトショップ)やIllustrator(イラストレーター)など、画像編集ソフトや動画編集ソフトといった様々なパソコンを使うソフトにて、このフォントを使用することが出来るのです。

フォントを削除する場合は、ドラッグ&ドロップしたファイルを選択して「整理」「プレビュー」「削除」「非表示」が表示されている箇所の「削除」を押してしてアンインストールします。