仕事現場で大量の画像のやり取りや、データがたくさんある場合はメールで送るのが難しく、送られたほうも迷惑します。決まりきったデータを多数のお客に送る場合は、CDを宅配便やメール便で送る方法もあります。最終手段としては、自分で持っていくという方法があります、どういうことでしょうか。
少ないデータの場合はメールで送る
画像1つだけ、ファイル2~3個だけ送るという場合はメールに添付して送りましょう。拡張子がzipやlzhやrarの場合は、念のためにウイルス検索をして、圧縮している旨を先方にメールの文面で伝えましょう。
あまりにもデータの容量が多くなってくると、1通当たりのメール容量が超えたり、サーバーの処理能力や制限に引っかかって送れない場合があります。その場合は少しでも圧縮してデータ量を減らすか、何通かに分けて送ります。しかしそれも無理な場合はサーバーを経由させましょう。
ストレージサービスを使う
メールで送れない大量のファイルの場合、メールの添付では開くのに時間がかかるといった場合に使われます。更にファイルの共有も出来るので便利です。オンライン上にファイルをアップロードして、アドレスやパスワードを知っている方がダウンロードすることが出来るというものです。
1ファイル当たりの容量が決まっていたり、保存期間が制限されていたり、アップロード者のみ会員登録が必要だったりと、無料で使用する場合にはある程度制限があります。
「Dropbox」「OneDrive」「Google Drive」「firestorage」など有名どころは名前は聞いたことがある方も多いでしょう。
仕事だけでなく、音楽や写真といった趣味のデータを扱ったり、パソコンだけでなく、iphoneやAndroidといった携帯電話・スマートフォン端末でも使えるものがほとんどです。
しかし欠点としては、無料で行っている為突然サービスが終了する場合も多く、広告が出たり、機密情報を他社サーバーにアップするのは漏洩が心配といった注意もあります。
究極のデータ移動方法
例えばサーバーをまるごと移動したい場合、写真のストックが鬼のようにある場合はどうでしょうか。
100ペタバイトのデータを1Gbpsの通信回線で転送した場合、20年以上もの歳月がかかるそう。物理的に運ぶのであれば、数週間で済むとのことです。
出典:100ペタバイトの大容量データをトラックで運ぶサービス開始 えーっとつまり約1億ギガバイト!?
100ペタバイトとは、1億ギガバイトの事。これを1Gbpsの回線で移動する場合、20年かかる・・・このような大型の場合は、直接自動車で移動させた方が早い場合があります。
ネット社会とは言われますが、本当にネットでも難しい場合は人力で運ぶのが道中気をつければ安全という場合もあります。企業が扱うデータというものは、消さない限り年々蓄積され増える一方です。しかも回線速度のアップに伴い、圧縮しないで高画質・ファイル容量がどんどん大きくなっていきます。警備車両や護衛をつけて、大統領や首相でもガードするように移動する日が日本でも出てくるかもしれません。