日本の牛乳は安全なのか?、超高熱で殺菌してるけど・・・

日本の朝の食卓と言えば飲み物は牛乳かコーヒーか、それともお茶かというように牛乳は古くから親しまれてきました。牛乳を飲んで下痢をするという話も多く、牛乳は牛さんの乳から搾っていますが、そもそも安全なのでしょうか。雑菌が多いと聞きますが、どのように処理されているのでしょうか。

牛乳は栄養の塊?

牛乳といえばカルシウムが豊富で、骨を強くしてくれるとは昔から言われたものですが他の栄養素はどうなっているのでしょうか。

カルシウムが突出しているせいでカルシウムの話題ばかりが先行しますが、実際はビタミンなども豊富で、「たんぱく質・脂質・炭水化物・ミネラル」のバランスが非常に良い結果となっています。

3大栄養素と言われるものが、たんぱく質、脂質、炭水化物で健康な生活を続ける為に必要と言われています。牛乳の種類によってはリンや鉄分が特に多く含まれているものや、ビタミンに特化している物もあります。

カロリーは意外と低く、ダイエットに繋がるまでは行きませんが太るような脂肪量も含まれていません。

加熱殺菌はどのようにしているのか?

牛乳でよく目にするものが「加熱殺菌」しているので安全です、という文言です。牛から絞った牛乳は、搾った直後には雑菌が含まれています。日本では「超高温瞬間殺菌」が行われている事が多いのです。

120.130℃の超高温で1.3秒、瞬間的に加熱して殺菌する方法です。人体に有害とされる一般的な細菌だけでなく、近年発見された耐熱性の菌(Q熱リケッチア)も死滅させることができ、日本の牛乳の9割以上がこの方法で殺菌されています。

出典:超高温瞬間殺菌とは? 一般社団法人Jミルク

瞬間的に高温にして殺菌する方法です。他にも温度を少し下げて長めに殺菌する方法や、低温でじっくり温める方法などもあります。

しかし100度を越えると通常は沸点を超える為に「沸騰」します。ですが牛乳の超高温瞬間殺菌は沸騰しません。これは圧力鍋の方法と同じで、圧力を上げて沸点を上げているため沸騰はしないのです。

牛乳を飲んで下痢をするのだけど・・・原因は?

牛乳はあまり賞味期限が長くありません。しかも一度開封してしまうと、2~3日で飲んでしまわなければなりません。というのも牛乳には乳酸菌が生きているため、すごい勢いで腐敗に向かっていくのです。

腐ったり匂いがおかしくなったら飲んではいけません、いくら沸騰の加熱処理をしてもお腹を壊してしまいます。

乳糖不耐症」という言葉があり、牛乳のアレルギーとはまた異なり賞味期限前にもかかわらず牛乳を飲むとお腹を壊すのです。これは、牛乳の中に含まれる乳糖を分解する為の酵素が、腸の中に少なくて分解しきれないためお腹を壊してしまうのです。

カルシウムを取りたいけど、よく下痢をする方はヨーグルトやチーズなど乳製品の他の加工食品を試してみましょう。牛乳は体に悪いのではなく、相性によってお腹を壊してしまうのです。