食器を選ぶなら新潟県産にしよう、世界でも評価が高い理由とは

食器と言えばお皿やスプーン・フォークにコップに、茶碗や箸と様々なものがありますが、今ではホームセンターやスーパーなど、100円ショップや通販にまで販売されています。しかし品質で言えばいまいちで、日本産のメイドインジャパンが最も満足できます。贈答品も多いため、食器の高価買取ショップまであるくらい食器の世界は広いのです。

日本の有名な食器

海外でもおしゃれな北欧系や、マイセン・ヘレンド・リチャードジノリ・ロイヤルコペンハーゲン・ウェッジウッドなど有名なブランドがありますが、日本も引けを取りません。ノリタケの食器や大倉陶園・ナルミなど有名なブランドが数多くあります。

焼き物としても佐賀県有田町の「有田焼(伊万里焼)」や、岐阜県土岐市の「美濃焼」、愛知県瀬戸市「瀬戸焼」などが有名です。昔は瀬戸物の茶碗が・・・といっていたのは、この瀬戸焼がそれほど知られていたからです。

他にも栃木県の「益子焼」や滋賀県の「信楽焼(しがらきやき)」などもあり、信楽焼はたぬきの置物で有名です。

山口県萩市の「萩焼」や茨城県笠間市「笠間焼」、石川県南部の「九谷焼」もよく聞きます。

食器にも素材がたくさんある

主に使われる素材は、陶磁器や陶器です。焼き物は特に割れやすく、絵や柄が剥げたり、衝撃により欠けることも多いため食器洗い機(食洗機)に入れないで手洗いするのが良いとされています。

陶磁器は金属的な音がして、白く水を通さない性質です。陶器は鈍い音がして淡い色をしていて、水が浸透する場合があります。しかし釉薬(うわぐすり)がかかっているため、通常は水は通しません。似ているようで似ていない違いがここにあります。

安く仕上げたい場合や、子供が使って危ない場合は木製で出来たランチプレートや、プラスチック製の落としても割れないものやメラミン製品が人気です。安くて食器洗い機にもかけられるのでお手軽ですが、来客用や夕食には雰囲気が出ません。

ノーベル賞の晩餐会で使われた日本産食器とは?

新潟で作られている食器は、スプーンやフォークなど金属の洋食器が盛んです。「ノーベルデザインカトラリー」という言葉があります。食器を英語で言うと「カトラリー」と言います。

ノーベル賞創設90周年のノーベルデザインカトラリーの作製にあたり、製作を依頼されたのは、本場ヨーロッパのカトラリー製作企業ではなく、私ども日本の山崎金属工業でした。それは山崎金属工業の「永く、そして飽きのこないテーブルウェア作り」「流行に左右されない、長期的な視野に立ってのテーブルウェア作り」という一貫した商品づくりの思想に基づき培われたハイグレードな研磨技術など、たゆまぬ技術追求の結果です。

出典:山崎金属工業

ノーベル賞創設90周年の晩餐会で、この山崎金属工業の食器が使われています。それだけ世界的に認められた確かな技術を新潟の企業が持っていたのです。高い技術と洗練されたデザインは、まさにメイドインジャパンの日本製と世界に誇れる食器なのです。

実はこれ無償提供だったため、その代わりにノーベル賞の名前を使って世界で販売する権利を得ています。結婚祝いやプレゼント・誕生日や記念日にオススメできるでしょう。セット販売もあり収納するケースと一緒に売られています。