メガネの拭き方を変えたら、劇的に見えやすく持ちが良くなった話

眼鏡をかけている人は2種類に分類されます。1つはとにかく拭かずに汚いままの人、もう1つは綺麗に磨いていて見えやすくしている人です。実はココにもう1種類存在し、きちんとした磨き方・拭き方をして眼鏡を綺麗にしている方がいます。

眼鏡の扱い方:眼鏡を拭かない人

自動車でもそうですが、見られているのも運転しにくいのもお構いなしという位、汚い人がいます。それと同じように汚くても見えにくくても特に気にしない方がここに当てはまります。稀に拭くことがあってもそれは洋服であったり、シャツであったりと雨に濡れたから泥にかかったから、汚れがかなり目立つ場合は仕方なく拭きます。

眼鏡の扱い方:眼鏡を拭いている人

汚れればティッシュやハンカチで拭く方がココに当てはまります。一応頻繁に毎日拭いてはいますが、綺麗な素材を使って拭くことを心がけているという感じです。多くの人がここに該当するでしょう、しかしこれでは長持ちしません。綺麗な素材イコール拭くのに適した素材とは異なるからです。

眼鏡をそのまま拭いてはいけない理由

眼鏡の種類にもよりますが、基本的な構造はほとんど同じです。眼鏡にはコーティングが施されているため、そのまま拭くと空気中に浮遊しているチリやゴミ・埃などがそのまま付着した状態で拭くことになります。そうすると、その物体で眼鏡をこするためレンズに細かな傷が付いてしまうのです。かなり細かいため肉眼ではほとんど見えません。

しかし塵も積もれば山になるとはこのこと、長い間そのような行為をしていると徐々に視界が見えにくくなります。まるで擦りガラスのように何となくぼやけてしまうのです。ぼやけてしまうと視界が悪くなり、視力低下も招いてしまいます。

眼鏡の扱い方:きちんとした手順で拭いている人

ではどのようにすれば良いか、それは水で洗い流すことです。お皿の上にある汚れを水で洗い流すように、眼鏡の上にある不純物を洗い流しましょう。そして専用の眼鏡拭きで拭きます。専用の眼鏡拭きはティッシュなどと異なり、更に細かい素材で出来ていて傷を極力つけないように配慮された作りになっています。

ですので、水で洗い流した後に眼鏡拭きで拭くのが1番綺麗に保つコツであり、汚くなって買い換えるまでの期間が長くなりお財布にも優しくなるのです。

いくつかの注意点

水で流すとはいっても、お湯や熱湯など温度が高いものは使ってはいけません。通常の水道水の温度で洗いましょう、コーティングの被膜が壊れてしまうことがあるからです。

眼鏡には汗や皮膚の油・化粧水なども付着してしまいます。そうすると水だけでは中々落ちません。料理の際も油汚れやカレーの後は中々落ちませんよね。そこで洗剤の力を借りるわけですが、洗剤を使う際は水でしっかり洗った後に、台所で使う台所用洗剤で洗います。しかし泡を残さないようしっかりすすぐことが大切です。残ったまま放置すると錆びやすくなるからです。

眼鏡の手入れをするのに、眼鏡拭きが無い場合はマイクロファイバーでも構いません。繊維が細かくて優しい素材のものが相性がよいのです。