指紋を採取して、犯人は人間ではなく猿の可能性もある

指紋があるのは人間だけではありません。人間には手の指紋と足の指紋がありますが、猿にも指紋は存在します。指紋を調べてもデータベースや記録に無ければ調べようが無いので、猿が犯人という可能性も否定できないのではないでしょうか。

そもそも指紋とは?

指紋とはそもそも何の為にあるのでしょうか。人間の場合は手や足にあり、人によって同じ指紋は存在しません。ですので人物を特定するときに、警察の鑑識の方が採取して、犯人特定に活用するのです。

指紋は皮膚にある汗腺(かんせん)からできる模様で、つかんだものの感触を確かめることが出来、滑らないようにするという2つの目的の為に指紋は存在するのです。

猿の指紋

猿にも人間のように指紋が存在します。もちろんサルだけでなく、オラウータンやゴリラにも存在し、個体差があり区別できるレベルです。サルによっては尻尾や手の内側でなく外側に指紋がある場合もあるそうで、少し人間とはそこが異なります。木に登ったり捕まえたりという特殊な環境が、人間とは異なる配置にしたのでしょう。

犬やネコでも指紋はあります、iphone(アイフォン)の指紋認証を犬やネコの肉球で試したところ普通に作動してくるとのこと、それだけ本人確認に効果があるということでしょうか。

本人確認は指紋で

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出典:生体認証(指静脈認証)機能 みずほ銀行

最近の銀行では生体認証(指静脈認証)が行われています。暗証番号だけでお金を引き出すのではなく、指紋を登録して本人確認を行うというものです。そうしておくことで、例えカードを落としたり番号を盗まれても指紋がなければ、不正に引き出されるという心配が無いのです。

ちなみにICキャッシュと磁気ストライプカードの設定を限度額0円に設定しておくと、指紋で確認しないと何をしても下ろせないという高セキュリティーシステムが出来上がるそうです。指を怪我したときの為に、左右の両方のパターンを登録するのがオススメです。

人物を特定するには指紋と歯型

指紋の他に優秀な特定方法として歯型が存在します。特に身元確認時に歯型や歯の治療痕などを確認する場合が多いです。

指紋の採取にはアルミニウムの粉末が使われます。鑑識がポンポンと粉をつけてというのはドラマではよく見る光景です。ネットでも指紋採取キットなどセットで販売されている事が多いですが、自宅にあるものでも十分代用として試用できます。

セロハンテープなどで貼ってはがせば指紋は取れます。アイシャドウでも採取することが出来ます。指紋がつきやすいコップなどへ振りかけて、粉を払い落としたらセロテープをくっつけます。そうすると型が取れるので簡単に採取することが出来るのです。