電車が遅れる理由の詳しい内容が知りたい

JRや私鉄地下鉄など、日本全国には様々な路線で電車が走っています。地下鉄は比較的遅れることや事故が少ないですが、踏切がある路線などは延着証明をもらわなければいけないほど、遅れることが多々あります。遅れる原因とその内容はどういったものが多いのでしょうか。

電車のトラブルで多い内容

電車でよく聞く遅れる理由、どういったものが多いのでしょうか。

1:信号トラブル
2:線路内に人が立ち入った
3:強風・浸水
4:車両点検
5:乗客の集中
6:人身事故
7:お客同士のトラブル
8:物が挟まった

遅れる程度でしたら急いでない限りはマシですが、完全に電車が止まってしまう「運転を見合わせています」となる場合もあります。それは対応処理に時間がかかったり、自然の影響でどうすることも出来ない場合が該当します。

「信号トラブル」とは?

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信号トラブルの為、15分から30分の遅れが出ております、といった内容を聞きます。これは、自動車など道路でも使われているような信号が電車にもあります。青なら進め、赤なら止まれですがこれが赤のまま動かなくなることがあります。そうすると電車は停止します、後続も前が止まっているため停止します。そうすると時間通りに動かないため、遅れが出るのです。

駅から近ければすぐに駆けつけることができますが、遠い場合はエンジニアなどがそこまで出向き修理する場合もあります。その為、復旧に時間がかかるのです。日頃からメンテナンスはしていますが、雨や風に常時さらされており機械ですので故障や調子の悪いときがあります。

「線路内に人が立ち入った」とは?

電車が来る前に踏切では遮断機が下ります。しかし開かずの踏み切りなどが問題になったように、長い間通れない場所があります。その場合に強引に入ったり、中で立ち往生したり、危ないと思った誰かが非常ボタンを押す事だってあります。そのような線路の中で誰かがトラブルに合った際に、立ち入ったと使われる場合が多いです。

他には酔っ払いが線路内に落ちたり、老人が徘徊したりなんていうのも可能性としてはあるでしょう。一部の地下鉄のように、柵が設けてあり電車が来ないと開かないような仕掛けでもない限り、ホームから立ち入る事は可能ですし、踏み切りも誰でも通行することができるため防ぎようがないのも事実です。

「強風・浸水」とは?

離島や風あたりが強い地域があります。その場合は電車が横風を浴びる可能性があるため、風が収まるまで運転を見合わせて入る事があります。急カーブできつい横風を浴びると、脱線してしまわないか不安になりますよね、あらかじめ風速何メートル以上になるとという既定があると思われます。

浸水は比較的海抜が低い地域に起こりえます。台風や高波、強風・大雨などで海面が上昇し線路のレールが水で浸かってしまうのです。多少の水では大丈夫ですが、完全に浸かってしまうと危険です。水が引いた後も木や土砂が残っていないか点検しなければいけないので、復帰に時間がかかります。

「車両点検」とは?

車両点検とはその名の通り、車両に異常を感じたため確認するという事です。例えば電気系統の故障や、ドアの開閉ができなくなったとか、エンジンやブレーキの調子が・・・といった場合でしょう。

異音を感知したためという内容も良く聞かれます。ドアがきちんとしまったかどうか確認できない場合や、システムが上手く作動しない場合にエンジニアなどを呼び安全の為に検査します。

「乗客の集中」とは?

めったに無いことですが、電鉄会社にあまり責任がない場合もあります。近くでコンサートが開かれたり、大きな大会があったりした際に通常の乗客のキャパシティーを大きく超えることがあります。もちろんホームも電車も混雑しますし、小さな駅の場合は本数も少ないため無理に乗ろうとする方もいて発車が遅れるのです。

この場合は運が悪かったと諦めるしかありません。地方ではめったに無く、都会でも地下鉄やタクシーなど他の移動手段を使えば、意外と何とかなることも多いです。

「人身事故」とは?

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ホームからお客が転落したり、電車と接触したりすることで起こる事故です。大きな事故になりやすく、起こってしまった場合は復旧まで相当の時間がかかる場合もあります。警察や救急車などもきて騒ぎになることも多く、電車に触れることができるホーム構造になっていたり、線路構造な為に防ぎようがありません。

「お客同士のトラブル」とは?

お客同士で喧嘩をしたり揉め事が起こったり、酷いことになるときもあります。窃盗や痴漢など様々な問題があります。マナーの悪い客はどこにでもいますし、自分1人しかいないような態度の方もいます。頻度としては少ないほうですので、変わった方がいたら席や乗る乗車位置を変更するのが安心です。

「物が挟まった」とは?

意外とあるのがこの理由、カバンやリュックなどが挟まり、危ないことになっているのを言います。戸袋に入ってしまって取るのが難儀なこともあるでしょう。駆け込み乗車や、満員電車ではドアの近くで固まらないようにしたいものです。

「延着証明」とは?

学校や仕事に遅れた場合に証明になるのが「延着証明」です。30分以上遅れた場合に配ってる場合が多く、大きな駅では駅員が総出で配布して入る事があります。遅れた箇所に切込みが入っており、何分延滞したかが分かるようになっています。きちんとした理由になりますので、もらい忘れの無いようにしましょう。