暑さや寒さに「強い人」「弱い人」がいるのは、どうしてだろうね・・・

汗っかきな人もいれば、寒がりの人もいる、うまく体温調節ができないのでしょうか。どうして強弱の差が出てくるのでしょうか、体質なのか生活習慣によるのか、調べてみましょう。弱いと体調を崩しやすくなったり、病気になりやすくなりますので改善できないのでしょうか。

暑さに強いとは?

昔とは異なり、日本の気温はどんどん上昇しています。真夏には熱中症の患者が増えてる一方で暑さに強い人も多いです。冬より夏が好きだ、そういう人はほとんどが夏に強い性質を持っています。

熱射病や熱中症にかかりづらく、きちんと水分補給をしていたり適切な運動と野菜やお肉の栄養バランスを取っている人も強いです。さらに昔からその環境に慣れていたり、体質としてこたえない体と精神を持っているのが特徴です。

暑さに弱いとは?

では暑さに弱いとはどういう人でしょうか。夏の暑さで体の抵抗力が落ち、病気にかかったり体調不良に陥ったりします。白血球が血液中に多くなったり、病気に感染しやすくなる人も多いですが、注射や点滴など、抗生物質などを補給すると落ち着く場合があります。

他にも多汗症で汗を人一倍かいたり、体が常に熱っぽく体温が上昇してきます。酷いときには頭が痛くなったり、すぐに体調を壊し具合が悪くなります。

暑さに弱い人の対策方法は?

暑さに弱いという事は、体温調整がうまくできず体温が高くなるので、まいってしまうことにあります。暑さに強い人でも、寝不足や栄養不足などになると途端に弱くなります。

自律神経を整えることが重要で、たんぱく質や糖類などを適度に摂取することも大事です。水分もきちんと補給し、エアコンの冷房も28度設定にして体を冷えすぎないようにすることも大事です。ある程度対策をすれば、弱いから弱くないレベルまで持っていくことは可能なのです。

寒さに強いとは?

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逆に寒さに強い人、冬が大好きだという人がいます。寒さも減っちゃらで、雪が降ればいの一番に外へ出たがるような人が該当します。北海道や寒い地域に慣れていたり、体質として家族みんな強かったりします。常に運動をしていたり、栄養をきちんとっています。筋肉量が多いというのも特徴で、体温が上がり寒さに強くなるのです。

寒さに弱いとは?

一般的に女性は寒さに弱いといわれて言ます。それは前述した筋肉量にも比例して少なければ、寒く感じやすい、体温があまり高くないという事です。普段からあまり体を動かしていなかったり、免疫力が弱い方・代謝が悪い方は寒さに弱くなってしまいます。

寒さに弱い人の対策方法は?

筋肉量をつけるという方法があります。そうすると体温が上昇し、少しでも寒さを感じにくい体になります。基礎代謝を上げるという方法もあります。適度に運動し、たんぱく質類を多く摂取することで体の内から上昇させるのです。

他には漢方薬に頼るという方法もあるでしょう。薬などとは異なり、比較的副作用が少なく体に優しいのが特徴です。

強い弱いは男女で異なる?

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1番は筋肉量です、男女で女性がつらくなることが多いのはそのためです。脂肪が多いのは女性のほうが多いため、熱を作るのが難しいということもあるのではないでしょうか。生理や体質など女性のほうが複雑な為、苦労することが多いでしょう。逆に男性は一定温度から、中々変動しにくいという特徴もあります。良い意味でいえば温度がある程度安定している、悪い意味でいうと体温の調整がしにくいということです。

暑さと寒さに強くなるには、どうすればよいか

環境と体質を変えることが1番です。冷房や暖房の調節を変更したり、適度な運動や毎日の食生活から改善を試みたり、服装や対策を調整することです。病気や疾患でもある程度お医者さんと相談することも出来ますし、漢方や食べ物・飲み物でも体の内から改善することも出来ます。自分にあった体調・体質の管理方法を探してみましょう。