どうしてパナソニックや東芝のパソコンは不具合やリコールになるのだろう?

パナソニックのレッツノートと言えば、使いやすいノートパソコンとして評価が高いのですが、バッテリーの質がよろしくないようです。それもそのはず、1年2ヶ月で2回目のリコールがなされたからです。放置されるよりは公表して修理してもらうほうが良いですが、東芝のダイナブックも同様のバッテリー不良が起こり、日本メーカーはどうしてしまったのでしょうか。

部品や組み立てが国産ではなくなって来ている

メーカーは日本ですが、パーツの調達や組み立てなどは中国などの海外の工場で現地の人が担当しているケースが増えています。しかし、日本のメーカーが管理や指示をしているので通常は信頼は置けると考えて良いのですが、パーツが海外産の場合はきちんと組み立てても不具合が起きてしまうのです。

外れのロットに当たれば、初期不良が何回繰り返されてもきちんと治らなかったり、キーボードの接触不良や、テレビのチューナーの不具合なんかも多いといわれています。

なぜ国産メーカーは人気が出るのか

確かに中国産や韓国産、台湾産など今は様々なパソコンが出回っています。もちろんデザインが良いからソニーにしたとか、パナソニックはバッテリーが良く持つので評判が高いなど、メーカーによっても選ぶ理由は異なります。

メイドインジャパンで日本製品、と言われれば品質重視の日本では喜ばれます。それは故障が少なくて長く安心して使えるという思いがあるからです。しかし実際はそのような製品は国内ではあまり出回っておらず、海外の工場で組み立てているのが現状で、国内で組み立てていてもパーツは海外のものを使っている事が多いです。

海外で作るほうがメーカーは助かる

1番良いのは日本製品のパーツを日本で組み立てることですが、あまりにも高価になりすぎて逆に売れません。ですので自ずと海外製のパーツを海外で組み立てて、日本メーカーが監修することになります。そうすることによって、海外メーカーとの差別化を計っているるのです。

パーツ代が安く済み、人件費も日本に比べると遥かに安価です。そうすると日本である程度安く販売しても利益が出るのです。

避けたほうがいいパソコン・ノートパソコン・タブレット

デザインや薄さに拘っているモデルは、初心者の方は特に避けたほうが良いでしょう。なぜかというと、それだけ衝撃などに弱く、寿命が短く故障する可能性が高いという事です。また珍しいモデルやあまりみかけないシステムを搭載している機種も避けたほうが無難です。アップデートがあまり来なくて、次回モデルではその機能すら取り払われ、対応がすごく遅れる可能性が出てくるからです。

早くて1~2年で故障する端末もあり、必ずしも安ければよいというものではありません。安いにはそれなりの理由があるからです。故障した際は、国内で修理してもらえるのか、海外に回されるのかはメーカーによって異なります、購入する前は必ず確認しておきましょう。

バッテリーの不具合が増えている

携帯電話などでもバッテリーがあまり持たず、本体ごと買い換える羽目になったなどという話しをよく耳にします。特にノートパソコンやタブレットも似ていて、熱くなったり換気が悪く暴走しがちで、やけどしたり発火することも稀にあるそうです。

国内大手のメーカーが回収に乗り出しました。

パナソニック
2011年7月~2012年4月に製造した以下の1万7613個
・Let’s note CF-J9、CF-J10
・Let’s note CF-S8、CF-S9、CF-S10
・Let’s note CF-N8、CF-N9、CF-N10
・Let’s note CF-F9、CF-F10
東芝
2011年6月~2015年3月に製造した以下の9万5811個
・dynabook
・dynabook Qosmio
・dynabook Satellite
・PORTEGE
・TECRA

出典:パナソニック・東芝 ノートPCから発火のおそれ 約11万個の交換・回収を発表

合わせると10万台以上が対象ですが、パナソニックは2014年にも10万台以上のバッテリー問題を出しています。

2014年5月28日及び、同年11月13日に「リコール社告」を行い、バッテリーパックの無償交換・回収を致しておりますが、対象品から発火事故が3月末までに20件発生しています。

出典: ノートパソコン用バッテリーパック交換・回収のお知らせ

中には2016年の今回の回収と被っている機種もあるそうで、2回目ということになります。確かに公表しない海外メーカーもあるくらいですので、きちんと対応してくれるのはさすが国内メーカーと言えます。しかし何度もこういうことが続くと日本のブランドの信用度は低下します。

バッテリーをどこのメーカーのものを使っているのかは分かりませんが、何度も続くと見直しも検討するべきでしょう。確かに生産量が増えてくると、どうしても不良と言うものは発生してしまいます。しかし1度世の中に出てしまうと、気付かない利用者も多く、事故に繋がる恐れがあります。

最近はタブレットに押されてノートパソコンの売れ行きが悪いと聞いた事があります、採算が取れなくなり安価な方法を取りたいのは分かりますが、利用者に自信を持って出せる製品のレベルにはしておいてもらいたいものです。