大事なものって人それぞれいろいろありますよね。お金・友人・家族・仕事・趣味等々、でも1番大事なものは健康でしょう。それは何をする上でも基礎になっている部分で、健康が疎かになると何をするにも支障をきたします。仕事をする上でも難しいですし、お金も出ていくし家族や友人とも過ごすのも大変です。健康診断や日々の運動でどれくらいを目安にすればいいのか、測定する必要があります。
健康診断が出してくれるのは現状
1年に1回健康診断や、ガン検診など医療機関で測定してもらうと様々なことが分かります。女性では乳がん・子宮頸がん検診などもあり、肝炎ウイルス検査なども申し込めば診てもらえます。
エックス線検査や、尿検査、呼吸・肺・肝機能・血液検査など様々なことを調べてくれて、糖尿病や高血圧など生活習慣病などの疑いがあれば、食生活の指導や運動など今後の事もアドバイスされます。
投薬等で薬を使って健康を維持したり、高価なので同じ成分の薬があればジェネリック医薬品を使う方法もあります。体調や健康を維持する為に薬を使うと、結構お金の出費が増えていきます。
自分で測定してみよう
自宅で出来る対策として様々な測定器があります。症状が重くなったり、自宅での介護などで高価な機材で測定する方もいますが、ここでは今後の対策と言う意味合いの測定を見てみましょう。
数千円あればどこにでも売っている機械で、今の状態と今後の目安を判断します。
1:血圧計
最近は高血圧になる方が増えてきました。少しだけ高いというレベルであれば、あまり気にしないかもしれませんが、動脈硬化・脳卒中・心臓病などの問題を引き起こす要因になる恐れがあります。
高血圧の目安は以下となります。
高血圧の診断は、まず外来で血圧を測定します。診察室での高血圧の診断基準は、収縮期血圧(最高血圧)140mmHg以上、拡張期血圧(最低血圧)90 mmHg以上。診察で高血圧と評価された場合、自宅で家庭血圧を測定します。家庭血圧の診断基準は、収縮期135 mmHg以上、拡張期85 mmHg以上。起床後と就寝前に2回ずつ測定し、朝と夜それぞれの平均値を出し、家庭血圧の診断基準を超えていると高血圧と診断されます。
診察室で計測した場合は、上が140以上で下が90以上が高血圧の目安です。自宅で計測した場合は、上が135で下が85以上が高血圧の目安です。診察室では緊張感もあるので差があるのでしょう。
安いもので数千円クラス、高くても1万円で血圧計は購入できますので、健康維持の目安として自宅で1つ持っておくのも良いのではないでしょうか。
2:万歩計
最近は携帯電話のアプリで似たような機能のあるものもありますが、ジョギング時の振動や常時計測の負荷、電池の減りなども考えると専用のものを持っておくのが良いのではないでしょうか。
数千円で手軽に手に入り、メーカーもタニタ・オムロン・セイコー・シチズンなど健康や時間計測などに定評のある大手が安く販売しているのもありがたいですね。パソコンと連動してグラフや記録をつけれるものもあり、様々な項目を計測できる時代になりました。
通常の「歩数」「距離」「消費カロリー」はもちろんのこと、iphone(アイフォン)やandroid(アンドロイド)と連携したり「歩行姿勢計測」「階段の上り下り計測」「早歩き計測」「ジョギング管理」「脂肪燃焼量」「四国八十八箇所めぐり」「電子マネー残額確認」「目標達成度表示」「エクササイズ量計測」などユニークなもの登場しています。
スポーツジムへ行って走ったり運動したり、健康測定している方もいるでしょう。体脂肪や骨密度まで計測しているところもあり、さすが業務用測定器というところです。
個人ではそこまで必要は無いので、ある程度の目安が分かれば良いでしょう。1日1万歩目標にしているが、統計を取ると平均7000歩しか歩けていない、など目安を知るには万歩計・歩数計は良いアイテムです。
3:着る万歩計・歩数計?
何かを計測するには、万歩計を持っているかエアロバイクなどのマシンに乗っていないと計測できませんでした。しかし今後は着る測定器が登場するというのです。
グンゼとNECは、着るだけで姿勢や消費カロリー、心拍といった活動状況を計測できる衣料型ウェアラブルシステムを発表した。
出典:グンゼとNEC、着るだけで姿勢・消費カロリー・心拍情報を計測できるインナーを開発
インナーシャツを加工して、計測器にしたもので布地にセンサーが組み込まれているそうです。消費カロリーや心拍情報等を計測すると、スマートフォンなどへブルートゥース(Bluetooth)で転送します。
肌着で有名なグンゼが関わっているだけあり、通気性もよく伸縮性のあるインナーとなっているようで、洗濯出来るのが良いですね。
そしてNECが関わっているだけあり、データをクラウド管理しスポーツジムなどで利用できる製品の開発なども行われているそうです。
問題は値段がいくらくらいになるのかということ、高ければジムなどの法人しか扱えず個人では手にしにくいでしょう。洗濯出来るといってもどの程度の耐久力があるのかなどが心配されます、走っている最中に常時着用することができる、おしゃれなスポーツウェアとして今後浸透していくかどうか注目です。