朝食に、仕事の合間に、一休憩入れたいときに、おやつと一緒に・・・と日本人にコーヒーは大人気ですよね。豆から淹れたり、インスタントや水出しコーヒーなど、たくさんの種類のコーヒーが国内で飲まれています。1週間に1杯しか飲まない方や、毎日飲む方もいるでしょう。ただし最近の市場のコーヒー事情はいろいろ変化してきています。
コーヒーの種類
コーヒーにも様々な種類があります。コーヒー豆の品種産地が異なることで、名称がつけられています。
品種 | 産地 |
ブルーマウンテン | カリブ海島国のジャマイカ |
クリスタルマウンテン | キューバ |
モカ | エチオピア |
ブラジル | ブラジル |
ハワイコナ | ハワイ島西側コナ地区 |
マンデリン | インドネシア スマトラ島 |
エメラルドマウンテン | コロンビアのアンデス山脈 |
アルツーラ | キューバ |
キリマンジャロ | アフリカ大陸タンザニア |
ロブスタ | ベトナム |
グァテマラ | メキシコのホンジュラス |
このように品種ごとに産地が異なります。酸味が利いていたり、香りが豊かなものや、コクや苦味が強いもの・上品な風味が特徴のもの、バランスが取れたものや芳醇なな上品な味まで特徴も様々です。
コーヒーはダイエットに効果的?
コーヒーには、カフェイン、クロロゲン酸、コーヒーオリゴ糖が含まれており、脂肪を燃焼させたり、代謝を活発にしたりする効果があるといわれている。
コーヒーを摂取すると摂取してから数時間は代謝がアップします。カフェインを体の中に吸収してから運動をすると、脂肪燃焼効果があるとのこと。ランニングやマラソンの前に運動すると、よりよい脂肪を消費をしてくれそうです。
お腹がすいたときにお菓子やジュースを飲むのではなく、コーヒーを飲むことで空腹を和らげてくれるのは昔からよく言われています。だから一息つくのにコーヒーを飲む方も多いのでしょう、知らない方でも周りがそうしていると自然と習慣になるのではないでしょうか。
1日数回飲んで脂肪燃焼、つまりダイエットに効果があるそうですが、ここで1つ注意しなければいけません。それはコーヒーには砂糖がたくさん入っているということです。ブラック・微糖・無糖など様々な種類がありますが、飲むのはずばり糖分の無い無糖、ブラックが1番良いでしょう。燃焼させるために、糖分を取っていては本末転倒で意味が無いからです。
コーヒーや紅茶は酸化を防ぐ
酸化とは、通常人間が呼吸するときに酸素を取り込むが、これは栄養とくっつくことでエネルギーとなります。しかしその一部にエネルギーにならず、化学反応を起こしやすい「活性酸素」へと変わることがあり、これを酸化と言います。
出典:メタボは体内の「酸化」 血管傷つけ脳・心筋梗塞リスク高まる
食べ過ぎや運動不足によりメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)になると、動脈硬化が進み脳・心筋梗塞のリスクが高まる。硬化促進の理由として、内臓脂肪の蓄積に合わせ体内の酸化度も上昇するから。
悪い酸化が増える原因も様々で、不規則な生活の習慣やストレス・偏った食生活なども関係していきます。
研究では「ブラックのコーヒーを1日3杯以上飲む男性と紅茶を飲む習慣がある女性の酸化が抑制されるとのデータが出ている」
コーヒーや紅茶を飲むことで、その酸化を抑えることが出来るという。酸化を抑えることで、メタボになりにくく、心筋梗塞などのリスクも抑えられ、更にダイエットにも良いとくれば非常にありがたい飲み物になるでしょう。
コーヒーが少なくなってきている?
日本人にとってはコーヒーは生活に欠かせないものだ、スーパーやコンビニ・自動販売機にまでたくさんの商品や種類が並び、飲む量や消費も格段に増えてきている。
出典:コーヒー「非常事態」 複数銘柄品切れ、専門店ため息 静岡県
さまざまな世界情勢のあおりを受け、コーヒー市場がここ数年、厳しさを増している。自家焙煎(ばいせん)を行っている県内の専門店などでは複数銘柄で入荷のめどが立たないケースが続出。主要産地での自然災害に加え、内戦や円安、新興国の消費拡大といった要因も複雑に絡み、「このままでは庶民の手の届かない商品になりかねない」と危惧する声も聞かれる。
記事の最初のほうでコーヒーの産地を見てきたが、日本から遠くにある場合が多い。特にブラジルやコロンビア・グアテマラなどは森林地帯が多い国で、自然災害に弱い。干ばつや病気の流行などで、コーヒー豆の原料の打撃も有り、生産ははかどっていない。
コロンビアやイエメンなども内戦が起こっている地域でも有り、安定供給に問題が出てきている。中国の買占めや爆買いなどで消費も拡大していて、バターのように中々国内に入ってこないのだという。
コーヒーの代わりに何がいい?
コーヒーが体に良いことが分かったが、値段が上がったり、数が減ってきたりする可能性がある。では、代用できるものは何か無いだろうか。
出典:忙しい40男は「朝ホットレモンウォーター」でデトックス
朝のコーヒーを、お湯にレモンを搾った「ホットレモンウォーター」に置き換えてみるのはいかがだろうか。このホットレモンウォーターには、空腹を抑えて余分なカロリー摂取を防ぐ作用やデトックス効果が期待できるという。
男性に限った話ではないが、女性でもこれは飲んでみても面白いかもしれません。ホットレモンを朝に飲むことで。満腹感が得られて、クエン酸効果で胃と脳を起こして朝からすっきりさせてくれるというのです。
特に卵のアミノ酸との相性が抜群で、加熱しない卵がビタミンを多く含む状態で体に吸収されます。他にも緑茶や紅茶なども朝・昼・夜問わず体をいたわってくれるのでコーヒーの代わりにもオススメです。