デザイン違い?アルトワークスとアルトターボRSはどちらを選べばいいか。おしゃれに軽自動車を乗ろう

スズキの軽自動車と言えば「ワゴンR」や「スペーシアカスタム」に、CMのアラレちゃんでお馴染みの「ハスラー」が人気です。普通車では「スイフト」や「ソリオ」が売れていますが、少しスポーツタイプに乗りたいとなると維持費や車庫の問題で手を出せない場合があります。そんな時は普通車ではスイスポ(スイフトスポーツ)がありますが、軽自動車では「アルト」という選択肢が浮上してきます。

軽自動車でスポーツタイプは少ない

軽自動車は「低燃費」や「重量税」「車庫証明の有無」などで普通車に比べて有利です。しかし乗るだけ、移動の為の足として作られている場合が多く、運転のドライブを楽しむには車種は限られてきます。

スズキと対抗できるダイハツ工業の軽自動車といえば、ミライースやキャスト(cast)に、ムーブ(move)やタント(tanto)にウェイク(wake)と人気の軽自動車がたくさんあります。スポーツタイプの自動車に乗りたいけれど維持費や車庫の問題で手を出せない場合は、「コペン」がありますがルーフを開いての運転は冬場や雨の点で使い所は限られますし、価格も200万円前後かかります。

そこでスズキの車両本体価格150万円前後のアルトシリーズ、スポーツタイプの「アルトターボRS」と「アルトワークス」が選択肢に出てくるわけですが、両者は似ているようで中身はかなり異なります。

アルトターボRSはスポーツタイプの入門用?

価格:1,293,840円~1,437,480円
燃費:24.6~25.6km/L

アルトターボRSの最大の特徴は何といっても、このボディーカラーです。ピュアホワイトパールでは、この白色のホワイトパールとレッドの組み合わせで少し遊びを出しています。

ノーマルアルトはエンジンを自然吸気エンジンを使用していますが、アルトターボRSは「ターボエンジン」を使っています。少し燃費は落ちますが、走りの性能は格段に異なります。燃費が落ちるといってもリッター24以上あるので家族がいたり普段使いでも十分な数値です。

インテリアの内部にも所々に赤色(レッド)が差し込まれており、通常のアルトで物足りない場合はターボRSがオススメです。フロントバンパーやサイドアンダースポイラー、ルーフエンドスポイラーのレッドが街中でも目立ちます。

アルトワークスはより本格的なスポーツ好きに

価格:1,509,840円~1,639,440円
燃費:22.0~23.6km/L

アルトワークスはRSとはうってかわって落ち着いた印象のデザインをしています。スチールシルバーメタリックでは、フロントバンパーにワークスの外気口がついています。

インテリアは大人の色気というか、落ち着いたダークが印象的で座席が「レカロシート」になっており、ずっぽりと体を固定できて運転の疲れや負荷を軽減してくれます。

更にオートマだけでなく、5速MTのミッションが用意されており快適なスポーツタイプとなっています。

選ぶポイントは遊びとミッション

・燃費と価格はターボRSの方が上
・ターボRSとワークスのエンジンは同じターボ
・全長/全幅/全高の大きさは全て同じ
・ホイールベースも同じ
・デザインが異なる
・ミッションはワークスのみ
・どちらも2WDと4DW有り

普段からミッションを使っている方ならば、「アルトワークス」となりますが、オートマを使うなら悩みどころです。走りを重視するならアルトワークスは、若干硬めのサスペンション(車輪と車体のつなぎの事)をしており、長時間の運転ならレカロシートが断然楽です。

最大トルクがアルトワークスの方が僅かに高いですが、体感出来る程ではありません。見た目はエアロなど外部パーツもたくさんあります。後はデザインとミッションかオートマか、後は財布と相談し試乗して決めて問題無さそうです。