暖かくなってくると自然と虫も増えてくるものですが、特に雨上がりは虫の勢いが止まりません。虫除け対策として網戸をして窓を開けていると、網戸にたくさんの虫がくっついています。このままでは網戸を開けれませんし、何らかの表紙に網戸を潜り抜けてくる小さい虫もいます。なにより見ているとあまり気持ちの良いものではありません、どのように対策を講じればよいのでしょうか。
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子供がいる家庭や体温が高い方は注意
体温が高い方や子供は特に虫に刺されたり、狙われたりします。夏に多い刺されるとかゆい蚊などは、家の中で暑いからといって、半そでやタンクトップに肌を露出した格好をしていたり、外で花火やバーベキューをしていても虫が寄ってきます。更に汗をかくことでもっと寄ってきてしまいます。
体が弱かったり乳幼児の場合は、「感染症」や「ばい菌」にも注意が必要ですし、出来れば近くには寄らせたくないものです。
網戸と隙間に注意、入ってきそうなら交換を
網戸の隙間は約18メッシュですが、時々その網の目よりも小さい蚊や虫がいます。何と網戸の目をすり抜けて入ってきており、せっかく虫対策として網戸をしていても効果が薄くなる場合があります。その場合は、ホームセンターへ行き網戸を目の細かいものに交換しましょう。
網戸をくぐれないくらいに細かくし、きちんと風通しをよくしたら次は桟(さん)を確認しましょう。桟とは区切りのことで、網戸の桟なら上下2つに分けられている網の連結部分の事です。つまり1つの網戸に2枚の網が張られており、その間に桟があり区別されているというわけです。そこがきちんと接合されているか、隙間は無いかどうかを確認しましょう。
アイテムで更に虫対策をする
ベランダに上から吊るしたり置いておくだけで効果のある、虫除けがホームセンターやドラッグストアで売られています。ハーブやアロマといった臭いで対策するものもあり、場所や発生する虫によって効果が異なるのでいろいろ試してみましょう。その際に風向きや効果の範囲など進入口によってアイテムを変更すると更に効果が見込めます。バジルやレモングラスといった虫除けハーブと言われる物もあります。
進入口としてはベランダ・換気口や吸気口など浴室のお風呂や台所キッチン、トイレの換気扇が進入口になる場合もあります。
三角コーナーや下水近辺は丁寧に掃除
排水溝から虫が上がってくることも多く、トイレの掃除を怠ると下から虫があがってきます。そのために水道の水トラップがありますが、何らかの原因によって少なくなるとピンチです。定期的に水を流して補充しておき、臭いが気になる場合はスプレーや液体で丁寧に掃除をしましょう。匂いは虫をおびき寄せますので、臭いを消すことが虫からの追求を逃れられる方法でもあります。
戸建てなら庭掃除や水溜りに注意する
戸建てなら庭の草や雑草が虫をおびき寄せる元になる場合があります。草刈をして湿気が貯まるのを防がなくてはなりません。
ベランダや外のバケツに知らない間に水がたまっていて、そこから虫が発生することもあります。特に夏場は細かいところの対策を徹底することで、目に見えて虫を減らす事が出来ます。
光に虫が寄ってきている
道を歩いていると電柱の蛍光灯に虫が集まっているのを見たことがありませんか。蛍光灯の光には虫が集まる習慣があります。LEDライトに交換すると少しはマシになりますが、虫の種類にも寄ります。
部屋からの光を漏らさないようにするには、カーテンを遮光カーテンにする方法があります。光の漏れを防ぎますが、昼間は暗く感じたり朝起きるのが億劫になる事もあります。どれが最適という事は無く、少しずつ虫が発生する原因を潰しておくことで、目に見えて虫の数を減らす事が出来るのです。
家の場所が問題になる場合がある
マンション・アパート・戸建てに限らず、川沿いに家があったり、裏が山や草原の場合は対策が難しくなります。引越しをする予定のある人は場所にも注意し、更に対策を徹底したい場合は少しでも上の階層にしましょう。2階と10階では明らかに虫の量が異なりますし、下から上がってくる数も違ってくるからです。