最近物忘れが酷いと自覚している方へおくる、原因と対策

物忘れと聞くと、お年寄りのおじいちゃんとおばあちゃんが、また忘れてる~と軽い気持ちで言われている事ありますよね。昔は比較的そういうイメージでしたが、現在は痴呆症や健忘症、アルツハイマー病など様々な病気もあり、どうしようという方増えています。中々思い出せない・・・その忘れ方、深刻な忘れ方と、そうでない忘れ方の2種類に分かれます。1つずつ見ていきましょう。

1:生理的・年齢などによる物の忘れ方

1つが60歳を過ぎると起こってくる年齢による、記憶力や判断力の低下です。知能や適応力などが老化し、衰えてくるというものです。

例えば、

携帯電話を持ってくるの忘れた!
時計をしてくるのを忘れた!
ノートを持ってくるのを忘れた!
待ち合わせの場所や時間を忘れた!

よくある光景だと思います。でも、考えてみてください、ここで重要なのは「忘れたことは覚えている」ということです。

昨日の晩御飯なんだったかな?
晩御飯何を食べたか忘れたとしましょう。
そして、親に「カレーでしょ」と言われます。
あ、そうだ、カレー食べた!今思い出した、アハハ・・・

これは実は何の問題もありません、上記で話した「忘れたことを覚えていた」に該当するからです。

2:深刻なのは忘れたことを思い出せないこと

例えば
昨日新しい携帯電話を買ったとします。
昨日何をしたかな?忘れた・・・
友達に「携帯電話買ったんでしょ?」と言われます。
そして、買ったことが分からなくなり、買ってないよ!と言います。
これが危ない病気の症状です。

家族が分からなくなったり、時間や場所さえも分からなくなれば更に危険です。

現在では

アルツハイマー病
認知症
老人性うつ病
脳梗塞

などがあげられます。ただし現在では老人に限ったことではなく、比較的若い世代にも起こりうる症状となっています。

忘れないための対策

1:書いて覚える
日記や文字などにして、目と頭でその日あったことを書き留めます。思い出すのにも役立ちますし、書くことによってその時あった情景を呼び覚ませるからです。

2:イメージとして捉える

学校で習うようなゴロ合わせや、ビジュアルを使います。

1192作ろう、いいくにつくろう、等もそういう場面を思い出しながらだったはずです。
色や服装、特徴などで人物や物を覚えたりします。

具体的には地図を覚えるときに、あのコンビニを曲がって、スーパーの2件奥の信号を曲がった・・・など、その場所をイメージして覚えることです。

3:噛んで覚える

堅いものや、何かをかみ続けることによってセロトニンが分泌されます。セロトニンは、海馬を鍛えることができ、物忘れを改善させることにも繋がります。

今からでも遅くはありません、噛んだり頭を使ったり、書き留めたり出来ることからコツコツと頭を働かせていきましょう。