なにこのナンバープレート・・・気持ち悪い・・・そう思ったら変更しよう

自動車運転免許を取って自動車を購入(新車・中古車問わず)し、いざ届いたのを見て驚いた方もいるでしょう。ディーラーや中古車ショップにお任せすると、ナンバープレートもお任せになってしまいます。そのナンバープレートがカッコイイ語呂のものなら良いですが、42(シニ)や7976(ナクナル)など、何だか縁起の悪い場合、モヤモヤした気持ちになってしまいます。しかしこれ、簡単に変えることが出来るのですが、いくつか注意することがあります。

車のナンバープレート変更についての事前知識

車のナンバープレートを変更するには、各都道府県にある陸運局・自動車検査登録事務所に行く必要があります。そこで「希望ナンバー予約」の手続きを行いましょう。最近では「ご当地ナンバープレート」も出てきて、積極的に変更したがる方も増えています。

希望番号で変更できるのは「4桁のアラビア数字」のみです。分類の番号やひらがなの部分は選ぶことは出来ません。数字と言っても人気のある数字とそうでない数字があります。例えば7777であったり、1234であったりとぞろ目や規則性のある番号は特に人気が高く抽選となることがあります。

毎週月曜日に抽選となるので、結果は運次第となります。確実に手にしたい場合は、マイナーな数字を自分で組み合わせてみましょう。

普通車は自家用・事業用共に希望できますが、軽自動車は自家用車でしかナンバーは希望できません。二輪車に至っては自家用車であろうと、事業用であろうと申し込むことが出来ません。

ちなみにご当地ナンバーは、基本的にはその地域に住んでいる方のみの取得ですので注意しましょう。ちなみに「Y」ナンバーのナンバープレートは、駐留米軍関係者の私用車なのも豆知識です。

車のナンバープレート変更の方法

では陸運局へ申請に行くとして、何を持っていけばいいのでしょうか。申請と間違いなく申請が自動車の持ち主で、本人だという証明が必要です。

 ・ 申請書
・ 手数料納付書
・ 住民票(発行後3ヵ月以内のもの)
・ 自動車検査証(車検証)
・ 印鑑
・ 車庫証明(発行後おおむね1ヵ月以内のもの)
・ 古いナンバープレート(新しいナンバープレートに変更する場合、古いナンバープレートは返納します)

出典:知っておこう!ナンバープレート変更の基礎知識

住民票や車庫証明など事前に用意しておく書類が多くなりますので、少しずつ手続きをして用意しておきましょう。ですが手続き自体が手間がかかるので、ディーラーの営業マンや中古ショップの販売店などへ代行という形でお願いした方が無難な場合もあります。

自動車保険・自動車税・ローンが残っている等は注意が必要

これらの変更が必要になりますが、保険や自動車税はディーラーや保険会社に連絡して変更の手続きを取ってもらいましょう。というか、必ず変更の届けは出さなくてはなりません。変更しなかった場合は、事故があった場合に、保険加入時と比べてナンバープレートが異なっているため、きちんと保険が降りない可能性があるからです。

自動車ローンが残っている場合は、完全に自分の物ではありませんので所有者の確認が必要になります。所有者、つまりローン会社の委任状や登記簿謄本などを用意しておく必要があります。ローン会社に依頼して、委任状を出してもらうようにしましょう。

ローンを払い終えてない場合、残債があれば名義変更は出来ませんし所有権もいじれません。ローンで購入した場合は多少面倒な手続きになりますが、特に支払いに関係はありませんので普通に発行してくれます。

全てが終わったら」いよいよナンバープレートがきた

ナンバープレートは、旧を返却しなければなりません。その為、取り外すとその足で陸運局の窓口に行かなくてはなりません。ですので陸運局の駐車場で取り外しになりますが、マイナスドライバーとプラスドライバーは必ず持っておくようにしましょう。そして旧ナンバープレートを封印してもらいます。

全ての費用で5,000-6,000円程かかります。取得した番号が気にいらない場合や、ご当地ナンバーに変えたい場合、気持ちよく自動車には乗りたいものですので変更も検討してみてはいかがでしょうか。