昔は金歯・銀歯というように、何か歯を詰めたりすると外見ですぐに判断出来る程すぐに分かりました。最近では技術も進歩し、一見すると自然体と同じような色合いで分かりません。詰め物は取れてはいけませんので、噛んだり負荷がかかってもくっついている必要があります。しかし年月が経過すると粘着力も弱くなるもので、フジツボが研究されています。
フジツボとは?
貝のようで貝でない、甲殻類として有名なフジツボ、海岸に行くと岩肌や波消しブロックにこびりついている事がよく見かけられます。殻はとても硬く、カニなどと比べて引けをとりません。
フジツボを食用にしている地域が青森県で、珍味として料亭でも出されることがあるそうです。塩茹でなどシンプルな食べ方が好まれています。
フジツボは取れないのか?
船の船底や岩場にくっついていますが、まず取ることは出来ません。漁船や船などにつくと燃費効率も悪くなるため、漁師や海の男達からは嫌われているフジツボです。しかも海水を使った発電所などは、水と一緒に入り込んで詰まるため困っています。
普通は火を通したり冷気を向ければ離れるものですが、フジツボは-100度だろうが100度だろうが離れる気配はありません。まるで超強力な接着剤のようにくっついたら離れません。自然のアロンアルファーか!というくらいです。
取れない技術が研究されている
そこで歯の話に戻ります。歯の充鎮物への接着技術としてフジツボの技術が研究されています。何種類ものたんぱく質が鍵となっていて、解明されれば今まで以上に歯やそれ以外の接着技術への応用に期待されています。
最近ではフジツボ自体の人気が高くなっている
出典:ネイチャーテクニカラーMONOフジツボ マグネット×ストラップ×バッヂ
くっついたら離れないという点に着目し、マグネットとして販売している商品があります。ストラップやバッジとして使えるものもあり、生物研究家によるフジツボの解説もついている優れものです。
最近ではフジツボ女子なんていう言葉も出てきて、おしゃれなアクセサリーとしてヘアピンとしてフジツボを愛用している女性もいると聞きます。
芸能人もフジツボで楽しんでいる
ショコタンこと中川翔子さんがブログで、フジツボについて書かれていました。
フジツボあつい(゜∀゜)(゜∀゜)(゜∀゜)(゜∀゜)ーーーーーーー!!はまる(゜∀゜)(゜∀゜)(゜∀゜)(゜∀゜)ーーーーーーー!!フジツボの本おもしろすぎる、
このペンダントみて!!!!ハスノハカシパンに付着したフジツボのペンダント、カワユス!!!!ビーズやキャッツアイをオシャレに配置してある、翔子もお守りみたいにオシャレにフジツボを取り入れます
カワユスな(゜∀゜)(゜∀゜)(゜∀゜)(゜∀゜)ーーーーーーー!!
出典:ふじつぼ 中川翔子
フジツボの標本や手作りのフジツボアクセサリーを見て興奮、付着生物学の先生まできていたそうで、やはりフジツボの付着・・・くっついたら離れない事は研究に値する技術なのです。形もおしゃれで、貝のように取り入れてファッションを楽しむのも良いのかもしれませんね。