インスタントコーヒー発祥の地へ行ってみたい・・・どこだろう

日本人が一息つく飲み物と言えば、コーヒーやお茶をまず思い浮かべるのではないでしょうか。仕事場でも学校でも自宅でも、手軽に飲むことが出来て値段も安い、それは日本人に受け入れられる理由です。カフェイン・オリゴ糖・ポリフェノールなどが含まれ、成分が世界中で注目されています。

日本でお茶が飲まれたのはいつか

中国からお茶が伝えられたのは日本人なら誰でも知っている事ですが、いつ頃から日本で飲まれ始めたのでしょうか。

平安初期(815年)の『日本後記』には、「嵯峨天皇に大僧都(だいそうず)永忠が近江の梵釈寺において茶を煎じて奉った」と記述されています。これが、わが国における日本茶の喫茶に関する最初の記述といわれています。

出典:日本でのお茶の歴史

当時は伝えられたとはいっても、高級すぎて庶民には手が届かない代物でした。一部の階級だけが飲める飲み物であったといえます。

日本でコーヒーが飲まれたのはいつか

日本でコーヒーが飲まれ始めたのは1804年です。

日本人として、初めてコーヒーを飲んだ大田蜀山人は「コーヒーは焦げ臭くて味わうにたえない」と書いている。

出典:コーヒー歴史年表

世界でコーヒーが発見されたのは記録に残っているものだけで見ると、6世紀頃のエチオピアとのこと。瞬く間に世界中で飲まれるようになりましたが、日本で正式な輸入が開始されたのは1858年の日米修好通商条約です。

コーヒーというと豆から作り時間をかけて、美味しさを追求したものを飲みます。しかしもっと手軽に出来ないかと考えられたのがインスタントコーヒーです。

ブラジルやベトナムのコーヒーが多い

○○コーヒーとパッケージによく書かれていますが、どこの国が多く書かれていますか。
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出典:世界の生産量

やはりブラジル・ベトナムが多く、コロンビアやインドネシア・エチオピアが続きます。インドやホンジュラス・ペルーやウガンダといった国の名前も見られます。日本でもブラジルなどからたくさんのコーヒー豆を輸入しています、ほとんどが輸入で賄われているのですが、日本人に合った香りや味は幅広く受け入れられています。

インスタントコーヒーは日本発祥

日本人の加藤サトリさんという方が、現在の作り方と同じ真空乾燥法で作ったとされています。1901年のパンアメリカン博覧会に出品しましたが、その際は流行りませんでした。その後に他の人が特許をとった為に、その人が発祥と言われています。(加藤さんは特許を取っていなかった)

今ではインスタントコーヒーは日本で無くてはならないものになっています。もちろんお茶もティーパック式でありますし、会社ではお客様に出すものや自分達が一息つくものなど需要は増えています。特にお茶やコーヒーは体にも良いとされているので、大人から子供まで味わって飲めるのが良い点です。

日本人に合った飲み方を日本人が提唱した、待てないというせっかちな性格の日本人に納得してもらえるインスタントは、コーヒーの革命でもあります。