健康になるための椅子、といえば何だか分かりますか?

椅子と一言で言ってもたくさんの種類があります。勉強机とセットにされているような椅子や、学校や会社で使われるようなパイプ椅子から、マッサージチェアなども椅子に入ります。ずっと座っているとお尻が痛くなってくるとはよく言われますが、健康になるための椅子とはどういう椅子を指すのでしょうか。

椅子の種類

大きく分けるとダイニングや勉強机に備え付けられている、1人用の背もたれのあるチェアと、2~3人で座るソファーの2種類があります。背もたれの他に肘置きがあったり、背中をもたれる部分が皮で隙間無く張り巡らされていたり、木が4本位で固定されているものなどがあります。

前述する1人用の椅子と同じような雰囲気ですが、ベンチも椅子に該当します。電車を待っている駅によく設置されていて、それぞれが独立しているタイプよくみかけますよね。屋外で使われるため、座り心地より耐久性に重きを置かれているのが特徴です。

最近ではバランスボールやクッション・座椅子などを使って過ごされる方や、おしゃれな会社で仕事用チェアとして使っている方もいます。特に疲れにくい設計になっていたり、体やお尻、腰などを包み込むような設計になっています。

ロッキングチェアをご存知ですか?

ロッキングチェアをご存知でしょうか。よくお金持ちの老人が映画などで、ギコギコと揺れながら腰掛けている場面が見かけられます。

足の部分が丸みを帯びており、もたれても跳ね返ってくる椅子です。気持ちよくギコギコ座るための椅子ですが、本来の目的は別のところにあります。

健康になる椅子はロッキングチェア

このようなロッキングチェア、実はお年寄りが使うには結構重労働だったりします。というのも、足や腰に負担がかかりまるで運動をするかのように力を入れないと、前後にうまく動かないためです。映画などで老人が気持ち良さそうに座っていますが、実は踏ん張って力を入れて、まるで公園の遊具のブランコで反動をつけているがごとく力を入れる必要があります。

昔はウォーキングマシーンや、筋力トレーニングの為の機材もありませんでした。座りながら体力を使い、足腰を使わせるにはロッキングチェアが適していたといわれているのです。

大統領クラスも、自宅や仕事場にロッキングチェアを持ち込んでいたといわれていますが、優雅にくつろぐ他に健康で体を鍛えて長生きしたいという別の目的があったのかもしれませんね。

ロッキングチェアが欲しい

木がしっかりしていて作りこまれているので、ロッキングチェアは椅子の中でも家具やインテリアの中でも値段が高い分野に入ります。頻繁に動くため床へのダメージも多く、マットなどを敷いて座るのが良いとされています。

ロッキングチェアには2種類あります。
ちょっとうたたねするための背もたれが深いもの、本を読むなど作業をするための背がわりと起き上がっているもの、です。

出典:良いロッキングチェアの見分け方。

ゆっくりくつろぐか、作業をするかによって購入するロッキングチェアが分かれています。中古でもお値段はけっこうするので、実際に乗って確かめるか形状や評判で判断するか。メイドインジャパンの日本製があれば、いくら負荷をかけても大丈夫そうですが更に高いことが予想されます。健康器具としては今は使われることは少ないですが、機械があればどのくらいの力を必要とするか試してみたいものです。