最近「ささくれ」「さかむけ」が酷すぎるので対策を考えてみなければいけない・・・

関西や関東によって少し呼び方が異なりますが、「ささくれ」「さかむけ」が酷くて困っています。切っても切っても出てきて、痛くてストレスも溜まるしでいいかげんにしろと言いたくなってきました。原因と対策を至急考えてみます。

「ささくれ」「さかむけ」とは?

何かの作業をするときに手袋をはめて痛い!ってときありますよね。服を袖に通してチクっとするときもあります。

関東のほうではササクレと呼び、関西のほうではサカムケと呼ぶそうですが意味合いは同じ。主に手に起こる皮膚の切れなどです。指の先のほうや爪の近くに、根元からむけてしまうと痛いのなんの・・・思わず叫ぶほど痛いときもあります。

昔はこの症状に陥ると、親不孝者と言われたそうです。なぜかというと、栄養不足や不摂生でできると言われているのだから、とのこと。誰にでも出来るのでこれは迷信だということが分かります。

「ささくれ」「さかむけ」が出来る原因とは?

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原因は単純で主に3つ存在します。1つは単なる乾燥の水分不足です、乾燥すると少しのすれや傷で皮膚がたってしまいます。2つ目は油が足りないです。油が失われると乾燥するという1つ目にリンクしますが、日頃からクリームや肌荒れに注意している方ほど起こりにくいのではないでしょうか。

3つ目は栄養不足やストレスです。主にたんぱく質やビタミンが不足すると、皮膚によくないと言われていますので常日頃から摂取するのは心がけましょう。ビタミンはビタミンでも皮膚や粘膜を健康に保ってくれたり、吸収を助けてくれたりと様々です。バランスの良い食事をとって偏らない食事にすることが大事です。

他にも女性特有のマニキュアやネイルで、刺激を与えてしまうと敏感な肌が反応し、症状に至る場合もあります。顔のお肌と同じで休ませたりお手入れをしてあげる必要があります。

「ささくれ」「さかむけ」が出来たらすること

1番早く治したい場合は、ハサミやカッターなどで根元から切ることです。そうすることで、徐々に伸びてくるのを皮膚すれすれに伸ばさせることによって、馴染ませることができます。もちろん馴染ませるのに失敗した場合は、もう1度対処のやり直しです。

そして栄養面に気をつけて、ストレスをあまり溜めすぎないようにしましょう。お肌や皮膚は敏感に体調の変化を感じ取ってくるので、ケアしてあげることが大事です。

赤ちゃんや子供のささくれ、さかむけは少し対策は違う

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赤ちゃんなど子供の場合は、指をしゃぶっていると比較的なりやすいそうでダメージや刺激を与えてしまうからでしょう。子供の場合は好き嫌いも激しく、おもしろがって剥いてしまう場合もあるので注意が必要です。

日頃から手を清潔に保ち、保湿してあげてなめても大丈夫なクリームなどがあればそれを使うのも良いかもしれません。バランスの良い食事は大切ですが、子供には特にたんぱく質やビタミンを意識して料理をしてあげることが重要です。

きちんとすぐに治ればよいですが、ばい菌が入って感染したり腫れてきたりした場合はすぐにかかりつけのお医者さんに見てもらいましょう。もしくは皮膚科の専門医を尋ねてください。薬や治療が必要な場合もありますので、不安に思った場合は医療機関を受診しましょう。