2020年の東京のオリンピックにタクシーが無人で走る、それを実現する為に動く企業が出てきました。それはソーシャルゲームなどで知られるDeNAです。
出典:自動運転“無人”タクシーを発表
スムーズに障害物をよける車。これは、ハンドルが自動で動きアクセルやブレーキをふまなくても走る「完全自動運転」。DeNAと共に自動運転タクシーを開発した、株式会社ZMPの谷口恒社長は「確実にドライバーレス(無人)タクシーの時代が必ずきますから」と話した。
初乗り料金ですが、200円程度からとのこと。安くて魅力がありますが、実際の実用化はどうなのでしょうか。クリアする為の課題は山のようにあります。
ハンドルやブレーキ、アクセルが無い完全自立走行車を発表したのがgoogle社です。公道でもテストが開始されたそうで、今後の自動車業界に革命を起こすのか注目されています。
プロトタイプは、2人乗りの小型電気自動車で、自動車部品のサプライヤーや自動車メーカーと一緒に協力し開発されていくとのこと。
アメリカでは、カリフォルニア・ネバダを含む、複数州で自動運転車公道での試乗が可能となっているそうです、事故が起こった場合などがどうなるかに注目が集まります。
DeNAはどのように参入するのか
「Robocar」等の次世代自動車・センシング技術に強いZMPと手を組んで、ロボットタクシーの事業をきっかけに自動車の領域へ参入していくとのこと。専門機関との提携で事業を加速していくようです。
ゲームと同じ規模に、本気で育てようと思っているそうです。
事故が起こった場合はどうなるか
ロボットを裁かずに通常はサービスを提供する会社に責任がいくのが当然かと思いますが、今後のロボットの状況によっては責任の所在も変化するかもしれないとのことです。
「ロボット自身に責任を問えるか」善悪を判断できる能力がある存在のことで、人間はMoral Agentであるため、罪を犯すと裁判で裁かれる。
人工知能が善悪の判断ができたりすると、裁判なども変化していくかもしれません。
自動ブレーキシステムが各社から出ていますが、走行までとなると簡単にはいきません。試乗するだけでも現在は怖そうです。
無人タクシーが実現すると、タクシー運転手が失業したり、ロボットが人にとって代わるようになるかもしれません。しかし、複雑な東京で臨機応変に対応できないロボットがタクシーを運転できるのでしょうか、今後に注目です。