仕事で使う使わないに関わらず、ニュースやゲームなど電車や休憩時間にいじっている方は多いですよね。前の日の夜に充電して、朝は満タンで出かけるという方がほとんどですが忘れる場合があります。朝起きたらあと20%しか残っていなかった場合、あなたならどうしますか。
目次
充電する方法
気付いたときに充電して、出かけるまで蓄えてもせいぜい数%が限度です。急速充電でもさすがに数分では効果は薄いです。方法はいくつかありますが、まずは充電するかしないかを考えましょう。
仕事の際に営業や取引先の商談など、電話を使う場合はすぐにでも充電スペースを探して充電する必要があります。その際は、予備のバッテリーを持つか会社で充電をするかの2択でしょう。
もう1つは会社で全く使わない場合は、一切触らずにネットやゲームは1日我慢しましょう。常に点灯をオフにしておけば、待ち受け画面状態で最悪数時間は持つはずです。バッテリーが比較的新しい場合は、携帯スマホの電気を食う何らかの作業をしなければ案外家まで持つものです。
どうしても充電したい場合
仕事で必要な場合は、会社で充電するしか無いでしょう。会社のコンセントを使って、ケーブルを差し込んで充電するか、USBケーブルを使って充電するかになります。
では会社で充電をして良いものなのでしょうか。他人の家のコンセントを勝手に使うのは電気泥棒になりますが、自分が所属している会社、どうすればよいかは会社によって異なります。
会社で携帯電話やスマートフォンを充電する際に確認すること
きちんと社内規定として○○をしてはいけない、など決まりがある場合はしてはいけません。最近では私用のメールやネットは禁止しているところも有ります。
会社の携帯だった場合は、会社の物として仕事で使うのであって充電する際は何の問題も無いでしょう。逆に充電させなければ、会社にとってマイナスでしかなりません。
自分用の個人の携帯の場合は、通常は臨機応変に対応するのが望ましいでしょう。規定に無い場合は、案外曖昧な解釈として扱われるもので暗黙の了解で許しているところも多いのです。
特に人数が少ないような事業所の場合は、サボるわけではありませんので上司に一言言えば大抵はOKが出るでしょう。事務員の方しかいない場合は、社歴が長いと普通に充電する方が多いです。
充電することで会社にとってマイナスになることは少ない
では充電をしたときにマイナスになることは何でしょうか。1つは会社の電気代ですがほとんど気にならない額になるのではないでしょうか。会社や上司が充電を断ったことで、大事な電話を受けれなかったり災害時に災害掲示板や地図が見れなかったりと、責任問題にされかねません。
私用に電気を使って罰則?
では何らかの罰則などを与えられる可能性はあるのでしょうか。もちろん契約事項や就業規則等に記載があればその可能性はありますが、通常はそのような細かい記載はあまり見かけません。
会社は無断で会社の電源を使用することを就業規則等で禁じているわけでもなく,携帯電話の充電に使用された程度では会社に生じた損害も無視して良いほど軽微といえます。 従って,このような一度の行為をもって自宅謹慎等の不利益処分を課すことには,必要性・合理性がなく,許されないと考えます。
出典:自分のケータイを会社で勝手に充電。こんなことで自宅謹慎?
会社にとってほとんど影響の無い損害なので、不利益処分は許されないとの意見。確かにそんな小さいことを考えている暇があるなら、早く仕事して頂戴よと言われそうです。
USB経由での充電は気をつけて
もう1つ、コンセント以外からの充電としてパソコンのUSB経由での充電方法があります。しかしこれは物によっては非常に危険な場合があります。
純正等のきちんとした物なら良いのですが、最近では中国産のノーブランドで安く手に入るUSB充電が売っています。海外産のUSBに接続する機器に、ウイルスなどをしかけられているニュースが話題になったことがあります。
なぜそんなところにウイルスをしかけるの、と言われれば理由は分かりませんがパソコンに接続する可能性があるからなのでしょう。接続をすると自動的に認識され、開いてしまい感染するという可能性も否定できません。
最近ではUSBメモリなどにマルウェアが仕掛けられていたり、下手すると加湿器や空気清浄機、扇風機などにもウイルスが仕掛けられる時代が来るかもしれません。いや実は知らないだけで既にあるのかもしれません。
USBをただの充電場所と考えるのではなく、情報を扱う端末と捉えておかないと感染に気付かない恐れもあります。便利な裏には危険も含まれていて、携帯を充電するはずが会社の情報を流出させてしまった、セキュリティーの甘い会社だとレッテルを貼られてしまうと合法的に罰則を受けてしまう可能性も出てきます。あらゆる可能性を想定するなら、素直にコンセントを使わせていただくか、予備のバッテリーを購入して携帯しておくほうが懸命ではないでしょうか。