子供の頃から順調に育ってきていると、服のサイズも足のサイズも大きくなっていきます。体重も段々と増えていくのが成長している為、当然です。では太ったり痩せたりするように、足のサイズも変化していくのでしょうか。
足のサイズは徐々に大きくなる
足のサイズは例えば25.0という数値の場合、「足の親指」から「かかと」までの長さのことを指します。なぜ足のサイズが同じ人で、靴によって履くと「痛くなる」人と「気持ちよく履ける」人に分かれるのでしょうか、答えは「足の横幅が異なる」からです。
そして足のサイズには3種類の型があります。それは「ギリシャ型」「エジプト型」「スクエア型」の3種類です。
出典:サイズ・ワイズ・足のタイプを知ろう
このように分かれており、日本人はエジプト型と言われる親指が1番長く、人差し指がその次に長く、中指が3番目、薬指が4番目、小指と続く形状が多いのです。
その次に多いのがギリシャ型で、人差し指が長いタイプです。これも日本人に多く、スクエア型は見かけたことが無いような気もします。
ベビー・キッズの足のサイズ
靴(シューズ)・ソックスを履くときに参考にする数字として、年齢による平均サイズがあります。以下は子供の足のサイズ表です。成長が見て取れますよ。
【新生児~3ヵ月】8cm~11cm
【3ヵ月~6ヶ月】9cm~12cm
【6ヵ月~1歳半】11cm~13cm
【1歳半~2歳】12cm~14cm
【2歳~3歳】13cm~15cm
ベビーサイズ・幼児サイズとしてはこのサイズが一般的なようです。すぐに幼児は大きくなりますので、揃えるのも大変になります。
【3歳~4歳】14cm~16cm
【5歳~6歳】17cm~18cm
【7歳~8歳】19cm~20cm
【9歳~10歳】21cm~22cm
【11歳~12歳】22cm~24cm
小学校の高学年まで靴のサイズ・足のサイズは大きくなっていきます。中学生以降はその伸びはほとんど無くなり、現在の大人のサイズに近くなっているでしょう。上記のサイズは一般的な目安ですので、もちろん上下することもあり平均から逸れるサイズの方も大勢います。
足のサイズは小さくなるのか?
では大きくなる反面、小さくなることはあるのでしょうか。答えはあるように感じるが「無い」です。その理由として主に2つあります。
1つはメーカーによってサイズが異なるという事です。これは服でよくある現象で、S/M/Lの表記なのにサイズが異なるのはメーカーごとに定義している大きさが異なるという点です。
2つ目は、海外製品ということです。実は海外で作られた靴や靴下は、サイズは大雑把に設定されているのです。例えば、25cmで日本で作るときちんと25cmのサイズを取るになっています。しかし海外では、大体25cmでよいというように明確な決まりが無いのです。その為、靴によって同じサイズなのに日本製品と海外製品ではサイズに差が出てしまうのです。
その為、靴は通販で買うにはリスクが高く、必ず試着してから買わないと足が痛くなるというのはそのためなのです。ただし日本製品で事細かにサイズが表記してあり、自分で細かくサイズを測ってから購入する場合は有りではないでしょうか。メイドインジャパン・日本製品というのは信頼の証です。
足のサイズを小さくする方法を探している方へ
中には特に女性に多いのが、足のサイズが大きくてレディースシューズでなくメンズ用の男向けの靴を履いているという方がいます。ヒールやつま先の詰まったサイズ・ロングブーツ等は、男用のサイズの方には中々無く困っている方が多いのです。
では、体重を落とせば足のサイズも小さくなるのでしょうか?それは関係ありません。体重が激減した時期がある方に聞いても、そのような答えが返ってきた試しがありません。基本的に骨格で決まるので、長さは変わらないのです。
中国などでは、手術をしたり骨を削ったり、骨折したりとそういう方法があるという噂を聞きますが、手術と言うのはリスクがかなり高く、失敗すると危険ですので辞めた方が良いです。平衡感覚が悪くなり、歩けなくなっては元も子もありませんよね。
1つの方法としては、例えば女性で体重が100キロを超えるような場合、脂肪などがついている可能性があるので、マッサージやダイエットでわずかに変動する可能性は無きにしも非ずではないでしょうか。
では根本的にどうしたら良いのでしょうか、答えは「似合う靴を探す」ことです。世の中は広く、ネットでも通販でも様々な靴が売っています。大きい人専用のお店もあり、オーダーメイドで作ってくれるところもあるでしょう。足のサイズを何とかしようと考えている暇があるなら、あなたに似合う靴が無いかを探すほうが良いでしょう。