とっとこハム太郎でもお馴染みの、ハムスター可愛いですよね。ハムスターの食べ物として知られている有名な食べ物が「ひまわりの種」です。栄養満点で健康に一役買ってくれ喜んで食べてくれます。じゃあ人間は食べれないのかというとそうではありません。私達も食べれて、しかも栄養満点なのです。では具体的にどういう点で健康的な食べ物なのでしょうか。
ひまわりとは?
夏に咲く黄色の花で、テレビやメディアでは一面に咲いたひまわりを「ひまわり畑」と言います。花言葉は「あなただけを見つめている」です。
アメリカ大陸が原産地といわれ、当初はスペイン国内だけで栽培されていたのは有名です。現在では日本を初め、世界中で美しい花が咲いています。
生産地の下記のようになっています。
1.ロシア(ヒマワリはロシアの国花でもある) – 6,430千トン
2.ウクライナ – 5,230千トン
3.アルゼンチン – 3,440千トン
4.中国 – 1,820千トン
5.フランス – 1,441千トン
出典:ヒマワリ 向日葵
世界ではロシアが1番生産量が多く、ウクライナ・アルゼンチン・中国・フランスが続きます。特に植物油として生産されていて、ナタネや大豆などと比べられるくらい有名です。
ひまわりにもたくさんの品種(種類)があります。
・ビンセントオレンジ
・チョコフレーク
・ゴッホのひまわり
・モネのひまわり
・レモンエクレア
・サンリッチレモン
・サンリッチオレンジ
・ジェイド
中にはオレンジやレモンのような果物名があったり、ゴッホやモネといった画家名がつけられていたりとユニークです。ロシアで1番多いだけあり、ロシアというそのままがあります。
ひまわりの種とは?
一輪のひまわりから数え切れないくらいの数が取れます。何百~何千という単位です。そしてそれらには栄養もたっぷりと詰まっています。
ヒマワリの種には、葉酸、ビタミンE、鉄分、亜鉛、繊維、ビタミンB1、ビタミンB6、ビタミンB12、マグネシウム、カルシウム、カリウム、良質のタンパク質、トリプトファンなどなど、さまざまな種類の栄養分が含まれているという。
出典:ヒマワリの種の秘密
ビタミンやカルシウムをはじめ、栄養の玉手箱のようです。更に血流改善や美容にも期待されていて、生活習慣病にも良いといわれています。スーパーや百貨店でも売られていていますが、ペット用は買わずに人間が食べるように売られているものを購入しましょう。
基本的には皮をむいて炒って味付けしていますので、本来のひまわりの種そのままではありません。そのままでは硬くて食べるのがちょっと難しいかもしれません。
ナッツ類に属する
ひまわりの種はいわゆる、ナッツ類に属しています。ナッツ類とは、アーモンド・マカダミアナッツ・ピスタチオ・ココナッツ・クルミ・クリ・銀杏・ゴマなどと同じような類です。食用や油用として、嗜好品の印象が強いですが昔から好まれていました。
ハムスターもメジャーリーガーも大好物
昔はハムスターといえばひまわりの種、といわれるくらい食べられていました。しかし最近では肥満や高カロリーが敬遠され、他の栄養あるものを食べなくなるのを懸念しペレットやハムスター用のミルクやゼリーなどが存在します。ハムスターの健康面を考えると、やはりバランスが大事です。
メジャーリーガーの野球選手にも、ひまわりの種が好まれています。長い時間の退屈しのぎに食べる風習があるらしく、ボリボリ食べては口で飛ばしています。どおりでベンチが汚れるはずですね。サッカー観戦や映画館のポップコーン代わりに、というのもあるそうで国が違えば出てくる場面も変わるという事でしょう。
食べすぎは注意
栄養のあるものは何でもそうですが、食べ過ぎるのは禁物です。体に良いものでも摂りすぎは毒になるので、バランスの良い食生活を心がけることが重要です。
ひまわりの種は食物繊維が多く、便の調子も良くなりますがカロリーが多く、塩などで味付けされている場合がほとんどですので塩分や高カロリーに注意しなければなりません。