これはパスタではない!日本とイタリアでは材料が違うんです

出典:PASTA STYLE

イタリア人が認めないパスタが誕生!?何を言っているか良く分からなかったんだけど、パスタといえばイタリアと呼ばれるくらい世界では有名ですよね。カープヌードルで有名な日清が新しいパスタを開発したそうです。でもそれはパスタではありませんでした。

パスタと似た言葉に、スパゲッティー・ペンネ・ラザニアなどが使われます。お店で注文して食べるときや、スーパーで材料などを探しているとこのような単語は良く見かけますよね。

イタリアには約650ものパスタがあると言われています。家庭でもパスタを作る人が多く、乾燥したパスタもスーパーで販売されています。

日本でもコーヒー屋さんに行くと、豆がずらーっと店内に見せているところありますよね、イタリアではあんな感じでパスタをディスプレイしているところも多いです。

パスタではないと言われた

イタリア人のお墨付きをもらうためにイタリアに行った、しかしイタリア人に試食してもらったところこれは「パスタではない」と言われたそうだ。

確かにカップに入ってるパスタはパスタではないだろう、味付けも違えば材料も違う。日清はそれでも構わず発売するのだ。

ボンゴレとはどんな味か?

ヴォンゴレとも言います。アサリ等の二枚貝を使っているイタリア料理の事を指します。アサリ類・ハマグリ類を使用して料理し、ボンゴレスパゲッティーとも呼ばれるそうです。

トマトソースを使ったロッソと使わないビアンコの2種類があり、イカ墨やバジリコを使ったパスタも存在します。

本場イタリアでは日本の貝(主にアサリ)も使われているそうです。

ボロネーゼとはどんな味か?

日本でいうところのミートソースです。ミートソースと言えばパスタでは代表的な料理で、缶入りからレトルトまで幅広く提供されています。チーズやタバスコもかけて食べます。

イタリアでは牛肉・にんじん・セロリ・パンチェッタ・玉葱・トマトペースト・肉のブイヨンなどを使って作られます。日本のようにドロっとしたミートソースではなく、乾いたような味付けですので味も異なります。

日清のアンケートでは8割以上がパスタではないと回答

出典:PASTA STYLE

調査したのは、本場イタリアのパスタで有名な街。その名はイタリア・グラニャーノです。人口3万人の町でパスタの発祥の地とされています。無類のパスタ好きが集う、辛口にされそうなところですね。

伝統を守って欲しい
・パスタではなくヌードル
・味は面白い
・中華料理店で出てきそう
・ボンゴレじゃなくてペペロンチーノでは?
なぜカップに入れるのか
・見た目が全然違う
おやつにいいかも

など、本場のパスタとは程遠いものになっているようです。とてもユニークな回答が並びます。

それはそうだ、本場では皿で食べるものであってカップという食べ方は浸透していないのだろう。ただしこれは日本への発売であって、イタリアで発売するわけではありません。

基準を確かめる上で確認したのは良いですが、日本人の舌に合えばそれで万々歳です。日本人でパスタが好きな方はかなり多いので、新しいパスタを食べてみたいものです。

ちなみに日清はあの「スパ王」の販売元でも有り、あちらは
・日清Spa王 たらこ
・日清Spa王 ナポリタン
・日清Spa王 ペペロンチーノ
・日清Spa王×クッキングパパ 荒岩流イカスミブラック
などがあり、プレミアムシリーズの冷凍食品もあります。

今回のパスタスタイルはヌードルとして、女性層のターゲット層開拓を目指すそうです。値段は税別198円で、手ごろな一般的な価格帯になっています。