パソコンのマウスには「有線マウス」と「無線マウス」の2種類があります。ネットサーフィンをしていたり、仕事でエクセルを使ったり、ゲームやチャットをしていたり、動画を見ているとクリックが不安定になることがあります。
発生する現象は主に無線のマウスで発生する
実は有線のマウスでは、このような現象は発生しづらいといわれています。なぜかと言うと、静電気が関与しているためです。
有線の場合、使っていると次第に電気が貯まりますがコードを伝ってパソコンの方へ電気を逃がすことが出来ます。
ですが無線の場合はマウス外部への静電気の流出はしづらく、貯まっていってしまいます。これがチャタリングというものです。
出典:チャタリング
コンピュータ用の古いキーボードを操作したとき、キーを一度押しただけなのに、複数回入力されることがある。あるいは、マウスのシングルクリックが、意図せずダブルクリックとして入力されてしまう。一般的にはこれを指してよくチャタリングと呼んでいる。
キーボードでもこのような現象は発生します。1回のキータッチで2回分認識されたり、マウスのシングルクリックがダブルクリックになのと似た現象です。
無線マウスのチャタリング対策方法
1:クリック連打する
静電気が貯まっているので、チャタリングが起きます。ということは、その静電気を逃がす必要があります。やり方は簡単で、マウスの電源を切り、電池を抜いてから地面に置き左右のクリック箇所をひたすら連打してください。
30秒から1分位ひたすら連打すると確実でしょう。それで静電気が逃げ、チャタリングが解消されます。
2:ソフトウェアで制御する
もし左右クリック連打で解決しない場合は、マウス自体に問題がある場合があります。その場合は、ソフトウェアで制御する方法もあります。但しこれは根本的な解決にはならず、一時しのぎだと思ってください。要するに短い間でのダブルクリックはシングルと認識するように、ソフトウェアで制御するということです。
ソフトですが、分かりにくいソフトも多く初心者には扱いづらいでしょう。あまりオススメできません。
3:メーカー交換、若しくは買い替え
ロジクール・ロジテックなどでは数年の保証をつけている場合が多く、年数が経っていなければチャネリングを理由に交換してもらえます。ただし保証書を持っていることが前提です。
マウスもピンきりありますので、諦めて安いマウスに交換するのも手でしょう。完全に壊れてしまったり、寿命が来ている可能性もあります。