通勤時間が長いなら、自動車は交通費と燃費と乗りやすさで選ぶべき?

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都会で電車通勤の人には分かりませんが、地方に行くと通勤は自動車が多くなります。交通費の出る会社やそうでない会社、電車で通っていたときと違い疲労度なども考慮して選ぶ必要があります。もちろん予算や燃費も大事ですが、ではどこからどういう基準で決めていけばよいのでしょうか。

運転するのは好きですか?

まず第1に考えなければいけないのは「運転が好き」かどうかです。運転が苦痛に感じるのと、ドライブするのが好きでは通勤に大きな違いが生まれます。電車通勤でもずっと座っているのが嫌で、満員電車が窮屈だという人もいれば、読書や音楽が楽しめて景色も見れるので好きで苦痛にならない方もいます。

運転が好きな場合は、通勤時間が増えても苦痛は比較的緩やかに溜まっていきます。逆に嫌いな場合や、苦手な場合は乗った瞬間から嫌な気持ちで始まるでしょう。しかも通勤に向かない車を乗ってしまったがために、更にストレスを溜めるでは仕事に支障をきたします。あなたがどちらに該当するかは、はじめに決めておきましょう。

通勤時間はどれくらい?

勤務先までの通勤時間を調べてみましょう。同じ市内で15分で着くよという方もいれば、高速を使って1時間という方や、田舎道を30分、比較的都会の混雑を40分などケースバイケースで解決していく必要はあります。

通勤時間は「持ち家」「賃貸」では、持ち家の方が通勤時間は長くなります。それは出発地点を移動することが出来ないのと、駅の近くは住みにくいからです。

通勤時間の平均値はあまり当てにならない

実は通勤時間の平均時間という統計は、あまり参考にしないほうがいい。それはなぜか、1つずつ見てみよう。

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出典:平成25年住宅・土地統計調査 総務省統計局

総務省統計局によると、全国平均の通勤時間は下記のようになる。

29.9%:30分~60分未満
29.8%:15分~30分未満
22.6%:15分未満

もちろん1時間以上かかっている方もいるし、2時間以上かけて通勤している方もいる。これによると、30分以内の割合が過半数を占める

別の統計結果を見てみよう。

出典:5年以内に住宅購入した、都内勤務の子持ちサラリーマン at home

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これによると、下記の割合が多いことが分かった。

20.6%:1時間~1時間09分
14.9%:50分~59分
13.0%:1時間10分~1時間19分

1戸建ての住宅がある場合は、通勤時間が長くなる、これは前述したとおり出発地点が選べないためだ。そして平均通勤時間は約1時間となる。

このように東京都、北海道、大阪府、福岡県など場所によって状況によってまるで異なる。あくまでそういう人もいるんだ、と考え「皆より通勤時間が長いんだ・・・」などと深く考えないようにしよう。

交通費はいくらまで出る?

求人票によく書いてあるのが、1ヶ月2万円まで支給・実費支給・支給無しなどだ。電車通勤の場合は実費支給となる場合がほとんどで、それ以上の額は出ない。

問題は自動車で主に「距離換算」で計算しているところが多いだろう。例えば、自宅から30キロなので月の支給は1万円です、という感じである。

ここで重要になってくるのが燃費だ。

燃費と交通費の計算しよう

会社規則:通勤距離30km 交通費1万円の場合

例えば、1リッター20km走る自動車の場合は、片道で1.5リッターのガソリンを消費する。往復で60kmなので消費は1日3リッターだ。

1リッター当たりのガソリン代金が130円とした場合は、1日約400円かかる計算だ。

1ヶ月23日通勤したとすると、9,200円のガソリン代がかかる。もちろんレギュラー・ハイオク・軽油によって異なるのであくまでも目安に考えよう。

この場合は勤務時間中に、自分の車を使わない限り1ヶ月1万円の交通費では賄えるだろう。しかし、1L当たり150円に上がった場合は、10,350円となりギリギリで、170円となると11,730円とオーバーしてしまう。

通勤する際の自動車は、燃費と交通費を意識することが大事だ。ちなみに1L当たり10kmの自動車では2万円交通費がかかる、限度を超えた分は自腹で燃費は最重要議題となる。

では燃費だけで選べばいいのか?

燃費が1番大事なことは言うまでも無い、しかし長距離を走る場合はそれだけ選ぶと悲惨な事態が待っている

通常の街乗りで近場の場合は、軽自動車を選ぶのが1番適しているのはいうまでも無い。しかし、長距離走行時の軽自動車には弱点が3つある。

1:身体的疲労が大きい
2:坂道で加速しない
3:衝突時不安

軽自動車は660ccというエンジン上、パワーに限界があります。小さいパワーでスピードを出させるため、エンジン音が大きくラジオやiphone接続オーディオなどが聞き取りにくくなります。しかも夏場にクーラーをつけると、更にパワーは落ちます。あまりスピードは出せなくなるのです。

そして振動が大きいことも心配です。重厚感が無く軽いので、石1つ取っても運転者や同乗者に振動が伝わりやすく疲れやすくなり、横風や対向車の風にふらつきます。近距離走行では問題になりませんが、長距離を走る際は腰に負担のかからないサポート器具をつけましょう。オートバックスやイエローハットなどで腰に当てるグッズが売っています。

そして坂道や山間部を通る事が多い場合は、軽自動車でもターボ搭載モデルを選びましょう。坂を上るときにもたつきを軽減させます、スピードが一気に落ちて走らない事が分かります。

そして最近では衝突安全装置などがありますが、軽自動車は普通車に比べて薄く作られています。正面ならまだしも、横からぶつけられた場合はひとたまりもありません。交通量の多い場所ならなおさら不安です。

軽自動車は昔は安いというイメージでしたが、最近は高くなっています。200万近くもするモデルも登場し、普通車のほうが割安な場合もあります。そこに加えて、軽自動車の税金の値上げもあり、軽自動車1択の選び方は変わりつつあります。

距離と燃費と好きで自動車を判断しよう

長距離を乗る場合は迷わず普通車にしましょう。今ではヴィッツやデミオ、フィット、アクア、プリウス、スイフトなどが一般的なコンパクトカーでしょう。

特に寒い雪の降る地域や、山間部が多い場所はなおさらです。そして出来るだけ安くて燃費の良い車種を選びましょう。そうすることで、少なくても運転時の快適性はある程度維持できるはずです。

運転が苦手な方や燃費が心配な方は、軽自動車を選びましょう。軽自動車で長距離を走る場合は、ターボ付きのモデルを選び、なおかつ燃費の良い車種を選びましょう。そして居住性の高い広い車種を選びましょう、狭ければ圧迫感を感じ疲れます。

高速道路を使って長距離通勤する際は、軽自動車ではパワーに余裕が無く追い越しや坂でもたつくので気を張っている必要があります。運動性能の悪い車だと、コーナーで疲れやすいこともあり、自動車自体の性能にも気を使う必要があります。

このように、走るコースによって適切な自動車は異なります。あなたが通勤に長距離運転する場合、軽自動車がいいのか、普通車がいいのか、今一度判断される材料になれると幸いです。