平均寿命と健康寿命をデータ化してみると、日本の驚くべき真実が分かった

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平均寿命には2つのデータが存在します。1つは「平均寿命」で、これは人が生まれてから亡くなるまでの期間を指します。もう1つが「健康寿命」です。健康寿命とは、病気などで日常の生活の制限がされずに、健康的で自立が出来るという年齢です。日本人は世界で比較してみると、どのラインに位置しているのでしょうか。

日本人の平均寿命と国際比較

日本人の平均寿命も男女共に80歳を超え、長寿国となっている。平成26年度の日本人平均寿命は男性「80.50歳」女性「86.83歳」だ。

では他の国の寿命はいくつくらいなのだろうか。厚生労働省のデータをみてみよう。

出典:平均寿命の国際比較 厚生労働省

男性 女性 対象人口
日本 80.50 86.83 12,543万人
アメリカ 76.40 81.20 31,391万人
中国 72.38 77.37 135,738万人
韓国 78.50 85.10 5,022万人
イギリス 79.15 82.92 6,390万人
オールトラリア 80.10 84.30 2,313万人
ロシア 65.13 76.30 14,351万人

統計によると日本が1番平均年齢が高いことが分かる。特に女性の平均寿命が突出している。普通に健康であればこの年齢だが、早くに病気や自殺など様々な問題で平均寿命を下げる原因がある。それらを除けば、もう少し年齢も上がりそうではある。

日本人の出生数から分かる、驚くべき事実

出典:人口動態総覧、前年比較

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驚くべきことは出生数と数が逆転していることである。2015年度には日本統計史上はじめて100万人を切るとされている。

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これを私がグラフ化したのが上記だが、驚くべきことが分かる。出生数との差がドンドン開いていっているのだ。しかも加速度的に差がついていき、この流れは止まらない。

そして婚姻が年間649,000件なのに対して、離婚が222,000と実に3分の1という結果だ。1970年代は10対1の割合で、1980年代は4対1、2010年代では3対1と悪化している。

改善する方法は無いのだろうか。どこかの漫画で、遺伝子などからぴったりの相手を国が探してくれて、その人以外と結婚は出来ない、その人と必ず結婚しなければいけない、というのがあった。これくらい政府が強制力を施さないと、難しい気がする。もちろんそんなことは、現実的には不可能だ。

日本人の健康寿命について

平均寿命」とは、生まれてから死ぬまでの年数を指すが「健康寿命」は少し異なる。健康寿命は、健康で自立する生活が出来、病気などで制限が無いことを指す。

出典:日本人の「健康寿命」、男女とも世界でトップ

国際チームは、世界188か国のデータを分析。2013年の日本の健康寿命は男性71・11歳、女性75・56歳で、男女ともにトップだった。ベスト5は、男性が〈1〉日本〈2〉シンガポール〈3〉欧州の小国・アンドラ〈4〉アイスランド〈5〉イスラエル、女性が〈1〉日本〈2〉アンドラ〈3〉シンガポール〈4〉フランス〈5〉キプロスの順番だった。

日本が世界で1番健康的に、病気などで縛られず自立した生活を送れるという結果になった。この年齢を過ぎると、病気や痴呆症など自分だけで生活することが難しくなってくる人も多い。

平成34年までの平均寿命の推計が出ている

厚生労働省のページに、平成22年度に作成したと思われる資料があった。これによると平成26年度の平均寿命は男性「80.21歳」女性「86.93歳」とある。

 

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出典:平均寿命の推計(平成25年~34年)

そして5年後の今、平成26年度の結果を見てみると男性「80.50歳」女性「86.83歳」とほとんど合っていることがわかる。現在の平成27年からあと10年ほど経過すれば、男性「81.5歳」女性「88歳」までいきそうなグラフである。

ただし不健康な期間も延びることが予想されるので、ますます介護や高年齢化は避けられない。日本の人口は減っているので高齢者も減りそうだが、割合が増しているのが現状だ。