健康の為に1日1万歩を歩こうって聞くけど、本当に効果はあるの?

現代社会において肥満や運動不足は、深刻な社会問題になっています。野菜を取ったり、体にいい習慣をつけるだけでも効果は変わり、少しずつ健康に近づきます。しかし1万歩も必要なのでしょうか、そんなに長く歩けないよ、そういう声が聞こえてきます。

どうして1日10000歩も必要になってくるのか

1万歩が示す数値の科学的根拠があるとデータで出ているようです。カロリーは必ず取らなくてはいけないし、必ず消費しないといけないのです。

1日あたり300kcalを身体活動によって消費しないと、生活習慣病になりやすく、健康寿命を保ちにくくなることが、アメリカの疫学研究でわかっています。この300kcalをウオーキングで消費するには約9,000歩が必要です。1万歩という数字はここから出てきました。

出典:公益財団法人 健康・体力づくり事業財団

寿命を伸ばす効果と、病気や疾患など健康を阻害する事にかかりにくくなり、生活習慣病を予防することに繋がります。

では1日1万歩歩くのに、どれくらいかかるのでしょうか

米メイヨークリニックでは、2型糖尿病などの生活習慣病の患者や予備群に、運動に取り組むことを勧めている。具体的には、まずは1日に1,000歩増やすことを1週間続けることを短期目標にして、やがて1万歩まで増やすことを長期目標とすると効果的だという。

出典:保険指導リソースガイド

1000歩増やすには通常10分間のウォーキングが必要です。ということは、1万歩歩くには100分間の運動が必要という計算にいたることが分かります。

もちろん運動にも様々なものがあり、ウェイトトレーニングや水泳、それこそボーリングやカラオケなども使う部位は違えど立派な運動です。

ジムに行くのもいいでしょう、犬の散歩に行くのもいいでしょう。自転車で本屋やスーパーに買い物にいくだけでも運動量は自然と増えていきます。

呼吸するだけでもカロリーというものは消費をします、ですので1日に全く消費しないという方はこの世の中にはいません。

1日に30分しか歩かなかった、3000歩か・・・と諦める必要はありません。スーパーへ買い物に行って、ツタヤへレンタルビデオを返しに行って、公園で一休憩し、少し遠回りして家に帰ってくる、それだけで十分数千歩の価値があります。

1番分かりやすいのは歩数形をつけることです。

カロリー計算から燃焼計算・時速計算まで様々な種類が出ているので1つくらい持っていてもいいのではないでしょうか。ダイエットにも最適です、無料でできますからね。

歩くときに気をつけること

運動は無理をすると逆に健康を阻害してしまいます。少しずつ距離を伸ばして、ウォーキングやマラソンに挑戦すると良いでしょう。

歩くときは、ゆっくりでカカトから着地するようにしましょう、そうしないと負担がかかり足の裏が痛くなる可能性も出てきます。

自分に合った運動方法と、運動場所を見つけて健康になるにはどうすれば良いか、考えてみませんか。