カラスをベランダと屋根に、来なくさせるにはどうすれば良いか

20170109-2

朝にふと目を覚ますと、ベランダがあるカーテンに鳥のシルエットが見えます。「カーカー」という声と、カツンカツンという音が、カラスがベランダの手すりを歩いていることを分からせてくれます。ゴミ置き場を荒らしたり、家の屋根に止まっていたりと怒鳴ったり撃退してもまたすぐに戻ってきます。カラスは頭がよく、「ここは危ないから出て行こう」と思わせなければなりません、どうすれば良いのでしょうか。

カラスを追い払うにはどうすれば良いか?

ゴミを漁ったり鳴いたり威嚇したりと、非常に厄介なカラスですが撃退する為にはどうすればよいのでしょうか。特に2階の屋根の場合は届きませんし、物を投げるわけにもいきません。

以前、害獣被害対策の仕事をした経験があるのでお答えします
カラスに最も効果のある日常的な撃退方法は人間による追い払い行為です
手で振り払ったり、声を出して追い払うだけでも良いですし
何か投げたり、水をかけたりするのも良いでしょう
CDやライトによる光での撃退や、音での撃退などもカラスが馴れるまで有効です
学習能力が高く何をしてもいずれは馴れるので、かかしなどで半永久的に追い払うのは無理です
唯一、馴れを越えて恐怖を植え付けられるのが天敵や人間ですので
とことん、追い払ってください

出典:カラスの撃退法に詳しい方いませんか?

手で追い払う、声で追い払う、物を投げる+水をかけるのが効果的とのこと。確かに他の鳥や野良猫など、こちらの方が体格が大きいため逃げていくことがほとんどです。

農業現場でカカシや音などは「慣れ」てしまうと、途端に効果がなくなります。これらは威嚇ですので実際にカラスに影響させることは無く、それを観察しているうちに勉強し理解するからです。効果があるのは最初の一瞬だけで、パターンを変えたりしなければカラスは調子に乗ってくるのです。やはり人間が不規則な動きで対応しなければ、「危険だ」とカラスに印象を与えることは難しいのです。

一般的にカラスの寿命は10年から、長生きで30年近くとも言われています。つまり追い払わなければずっと付き纏われることになるのです。

カラスに臭いのある撃退グッズは効かない

カラスは鳥獣類の中で、特に嗅覚が優れていません。ほとんど臭いに関して反応しないため、平気で生ゴミにも突入することが出来ます。ホームセンターで嗅覚に対する撃退グッズは効果がありません。あるとすればスプレーのようなもので、水の噴射で逃げていくことの方が多いでしょう。

カラスは目で見て判断している

カラスは目で獲物を探して判断して行動しています。視力は人間の4~5倍と言われており、対策をする場合はこの目に「見えるか見えないか」という観点から対策を講じる必要があるのです。

ゴミの場合はカラスが入れないようにカバーを被せたり、カギをしたり見えなくする事が効果的です。臭いでは感知できないため、視覚的に見えにくくすることが効果的なのです。

ベランダや屋根にカラスがとまりに来る

1番効果的なのは、物理的にとまれなくする方法です。野良猫対策と似ているのですが、トゲトゲのついたアイテムがホームセンターや100円ショップで売られています。これをカラスが来そうな所に敷き詰めると、嫌がってこちらへ来ようとしません。

他にもテグスを貼り付けて、カラスが近くに来たら羽が絡まるようにします。カラスは羽・翼を絡められてすぐに飛び立てないと嫌がるので、その場所には近づいてきません。

カラスが寄って来る理由を考える

そもそもなぜカラスは寄ってくるのでしょうか。多くは餌場が近くにある事が原因です、ゴミ捨て場にはカラスがいるというイメージが強いのはその為です。そして落ち着ける場所、というイメージをもたれていることも原因です。

カラスを見かけた時は、常に追い払う、寄って来ても怯まずに逃げてはいけません。逃げれば向こうが格下だと思い、襲ってくることもあります。特に子育て中はカラスもいらついています。しかし「安心していられない場所だ」とカラスに植えつければ来ることは無いのです。

カラス対策は鳥対策と基本は同じ

公共交通機関の電車の駅では、よく上を見上げると鳥がいたりします。網を張ったり、音を出したりと電鉄会社は工夫していますよね。JR金沢駅の新幹線ホームではこのような工夫がされていました。

防鳥ワイヤーは、カラスが足でつかみにくいよう細くした針金で、屋根や手すりなどカラスが止まりやすい場所の上に張ってある。カラスにとっては屋根や手すりにつかまるのに比べ、ワイヤー上は体を支えにくい。ワイヤーを張ることで、カラスがホームをねぐらや休憩場所とすることを避ける効果が見込まれる。

出典:新幹線ホーム、ふん害なし 金沢駅・ワイヤーでカラス対策 北國新聞社

ワイヤーはカラスにとっては止まりにくく、落ち着いて観察することも出来ないのだとか。居心地の悪い場所と思ってもらえれば、そこにはもう寄り付きません。それは野良猫や猿やイノシシなども同じで、来てもメリットがないことを分からせてあげましょう。

鳥は可愛いのもいるけれど

ウグイスや天然記念物など可愛いのもいますが、鳥は島と島を行き来します。特に鳥インフルエンザやカンピロバクターなどウイルスも運んでくる可能性があり、糞に混ざっていると大変です。対策は少しでも早く行動を起こすに越したことはありません。