免許の更新が近いのに視力が落ちている・・・このままだと失効する?

運転免許を取ってから時間が経過すると、更新通知のハガキで更新することを思い出します。更新する際に視力検査をするのですが、更新時に規定以上の視力がな無いと更新を許可されることはありません。コンタクトレンズや眼鏡(メガネ)をかけてクリアできれば良いのですが、スマホやパソコンを毎日長時間見ていると、いつの間にか見えにくくなっていることに気が付きます。

免許の更新は早めに受けること

「運転免許証更新連絡書」というものが自宅に届きます。そこへ受ける時の場所と手数料が記載されています。いつ受けるのかは、誕生日の「前後1ヶ月間」と決められています。

近くにある運転免許センターや警察署、試験場など更新できる施設が複数あれば都合の良い場所で受けることが出来ます。ただし年末年始やGW(ゴールデンウィーク)・お盆休みの前後は驚くほど混みます、行くなら朝1番の開始前に並ぶ勢いで向かいましょう。

免許の更新時に必要な視力とは

コンタクトレンズや眼鏡(メガネ)を使用している方は、検査前に必ず申し出る必要があります。大抵はおっちゃんが「眼鏡外して裸眼で」と言ってきます。ちなみにカラーコンタクトレンズ(カラコン)を付けていても検査は問題なく受けれます。しかし写真撮影時に外すように指導が入るため、混雑した場所で付け外しする必要があるので面倒です。

コンタクトレンズは言わないとばれない、と思っている方もいますがバレます。専用のモニターで目を見ているので、嘘をつくと大勢の前で恥をかきますので正直に申告しましょう。

レーシックで視力が回復手術を受けた方は、何も装着していないので特に言う必要は無く裸眼扱いになります。

【原付免許・小型特殊免許】

・両目(両眼)で0.5以上必要です。

【普通第一種免許・中型第一種免許(8t限定中型)・二輪免許・大型特殊免許】

・両目(両眼)で0.7以上必要です。
・片目(片眼)でそれぞれ0.3以上必要です。

【大型第一種免許・中型第一種免許(限定なし)・けん引免許・第二種免許】

・両目(両眼)で0.8以上必要です。
・片目(片眼)でそれぞれ0.5以上必要です。
・深視力:三桿法(さんかんほう)の奥行知覚検査器で、3回検査した平均誤差が2センチ以内であること。

更新時に視力が足りない場合はどうなるのか?

2つのパターンが存在します。1つは、大型第一種免許等で行われる深視力で不合格だった場合です。当日に再検査を受けることが可能で、後日改めて受けなおすことも出来ます。免許更新の有効期間以内に合格しないと、大型や中型の資格取り消しになり、普通免許に下げられてしまいます

もう1つは通常の普通免許の視力検査に視力が足りなかった場合です。手数料を納めた「証紙付きの申請書」は返してくれます。それを持って再度受付から申請をする必要があります。手数料を再度払うことは無いので、そこは安心です。

どちらの検査ももう1度やり直しが出来ますが、最後尾に並びなおす扱いで受付時間が過ぎていれば後日別の日に来る必要があります。ということは二度手間になるため、出来るだけ1回で合格したいところです。

有効期間以内に再検査をして必ず合格を

免許更新の有効期間内に合格して更新できなければ、免許失効となり運転できません。そのまま運転すると無免許運転となり、法で罰せられます。

コンタクトレンズや眼鏡(メガネ)を目に合うように度数を変更して作り直すか、当日時間を空けて再度受けるようにするしか方法はありません。

瞬間的に視力を上げる方法とは?

合格ラインギリギリでどうなるか分からない、という場合は瞬間的に視力を上げる(視力回復)コツがあります。

【目を強くつぶって開く】

まばたきを何回かすると、目の筋肉が刺激されて血流が良くなり若干見えやすくなります。しかしほんの一瞬しか効果はありませんので注意しましょう。

【目の目頭をもむ】

両目の間を親指と人差し指で押してモミモミします。いわゆるツボ押しで、何回か繰り返すと若干見えやすくなります。

【涙や目薬】

演技派の俳優さんは想像すると、すぐに涙を流すことが出来ます。涙や目薬はレンズとして若干見えやすくなりますが、目薬を使ってまで免許を取るのもいかがなものかと思われます。

ゴールド免許の方もそうでない方も、少しでも見やすいようにコンタクトや眼鏡に頼って安全運転で運転しましょう。安い眼鏡屋では数千円で眼鏡やコンタクトを購入することが出来るので、運転時用の物を1つ作っておいてもよさそうです。