誰でも顔の「むくみ」はあるが、酷い場合は病気を疑おう

朝起きて鏡の前で驚いた、それは顔がパンパンにむくんでいた状態を見たときです。そのままの状態で、仕事や学校にいけない・・・特に接客業や客商売・サービス業では印象が変わってしまうので致命的です、なぜこうなってしまうのでしょうか。体の構造から人間は誰にでも起きるのです、対策と傾向を見てみましょう。

そもそも「むくみ」とは?

人間の体の約70%を水分で出来ています、頭の先から足の先まで全身には常に水分が循環しており、そのおかげで肌のツヤや瑞々しさが表れているのです。しかし何かの原因でその水分の循環が全身に行き届かない場合があります。

顔に水分が溜まると顔にむくみが、立ちっ放しで足に水分が溜まると足がむくみます。体内の水分のコントロールがうまく出来ない状態になったとき、むくみが発生するのです。

他にもホルバンバランスの乱れ、運動不足や新陳代謝の低下、ストレスや寝不足といった体に負担をかけているとむくむ場合があります。食生活でも糖分や塩分の取りすぎであったり、寒い冬の季節になると血行が悪くなり冷えてくることで起こることもあるのです。

まぶたの「むくみ」を治すには?

顔にむくみが出る場合、まぶたに起こることがあります。そうすると目が小さい状態になり、そのまま放置すると負担をかけてしまいクマやシワの原因となる場合もあります。他にも顔が膨らんでいたり、思わず笑ってしまうほどパンパンになる場合があります。

方法1:マッサージする
血流が悪くなって起こることが多いので、まぶたをマッサージすることで回復することがあります。目元周辺をモミモミし、血流を改善することで疲れを取ったりコリの解消にも繋がります。

方法2:冷温タオルで血管の動きを活発にする
温かいのと冷たいタオルを交互に当てることによって、血管の収縮が活発になります。活発になることでリンパ流れが良くなり、むくみが解消する場合があります。冷たい水につけたタオルと、温かいお湯につけたタオルを交互に、顔に当てて更にもみほぐしてマッサージするとダブルで効果的です。

他にも首をさするようにマッサージしたり、朝に温かい白湯(さゆ)、(温めた水の事です)を飲んで体の温度を上げる方法もあります。

むくみを作らない寝る前に出来ること

むくみは朝に気が付くことが多いものです、それは就寝前にはむくんでいなくて、寝ている間に起こるからです。ということは、寝る前にその対策を取ればいいわけです。

対策1:温かい湯船に浸かる
面倒だからといってシャワーだけで済ませると、体の血行が促進されず血行不良となる場合があります。どうしても体を浸かりたくない場合は、桶やバケツにお湯を入れて、せめて足だけでも温めましょう。いわゆる足湯というものです。

対策2:寝る前は温かい飲み物で

お風呂からあがると喉が渇くもので、水分補給は必ず行わなければなりません。しかし冷たい飲み物で補ってしまうと、体の内部を冷やしリンパと血液の流れを悪くしてしまいます。温かいお茶や水にしておくのが無難です。

対策3:食生活の改善
日頃から塩分や糖分を多く摂取していると、美容や健康面にマイナスの作用が起きてしまいます。ストレスを解消する為に甘いもので糖分を摂取するのは効果的ですが、程々にするようにしましょう。コンビニや外食時は特に注文する食べ物に気をつけて、出来る限り野菜中心の食べ物にし、出来れば自炊のお弁当が望ましいでしょう。

対策4:サプリメント
薬局やスーパーには「むくみ」対策のサプリメントも販売されています。しかし効果や相性も不明な点が多いため、薬のようなものに頼るのは最終手段として効能をよく確認しましょう。

対策しても顔がむくむ

様々な対策をしたり、サプリメントでも治る気配が無い場合は病気の可能性があります。頭痛や食欲が無くなったり、むくみが出る場合は、急性腎炎の疑いがあります。他にも血流の異変による動脈血栓という疑いも出てきます。

あまりにも長く続く場合、不審に思った場合は病院で検査してお医者さんの判断を仰ぎましょう。病院は病気の人ばかりが来るので、顔がパンパンの状態で行っても誰も気にしませんので安心しましょう。